文化・芸術

クロカル超人が行く 217 相鉄本線・小田急江ノ島線大和駅『大和市立図書館』続

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【写真上から: 大和市立図書館外観 案内板 2階の外には神社が】

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クロカル超人が行く  217 相鉄本線・小田急江ノ島線大和駅駅『大和市立図書館』

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【写真左上: 大和市立図書館 『 図書館雑誌 』Vol.112. No.2 2018年2月号より 写真右・写真下の図書館内の写真は全て筆者=撮影】

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2016年11月3日に場所を替えオープンした大和市立図書館。オープンして1年半、ハードとソフトの両面で画期的な試みが奏功したのか、300万人以上の来館者があり今や日本一の図書館に。何しろ今までの図書館のイメージを覆して縛りをなくし、自由に読書できる空間を提供したことがウケたらしい。逆転の発想もこうなるとアッパレというほかない。館内での飲み食いは自由、スタバとローソンも入って、芸術文化ホール、生涯学習センター、キッズが遊べる場所や小さな学び空間などもあり、子どもから大人まで読書しながら楽しめる、それが文化創造拠点SiRiUS、言わば、リテラシー改革の発信基地だ。心に響く・心が躍る・心をつなぐがキャッチフレーズ。地域の牽引力としての公共図書館の未来形(will)が少しみえた。
さて、入館。趣のあるがっしりとした旧館は何度か訪ねたことがあるが、新館は、周辺が整備されて更に駅に近くなった。外観は何となく“環境に優しい要塞基地”を思わせる”コンテンポラリーな建築物である。1階から6階までコンセプトが明確なレイアウト(1階~3階まではエスカレーターでそれ以上はエレベーター使用。もちろん階段も利用可能)、ブラウン系の落ち着いた棚の色、本や雑誌など大きな数字で分かりやすくジャンル分けして配置、快適に読書できるよう用途に応じた机や椅子の組み合わせ等々斬新な試みがいくつも目についた。5階には本や雑誌などが自由に検索できる端末機と貸出等が簡単にできる端末機が置いてある。スキャナー技術が進化し、その技術の応用が貸出や返却のシステムにもみられる。特に高校生のプチグループや中高年が目立ったが、キッズ連れのファミリーも。中には車椅子で来館した元気な年配者もいた。4階は健康都市図書館と命名された健康に関する本や雑誌が陳列されている。館内には健康をチェックできる器具やエクササイズができる器具まである。大和市は健康都市宣言を謳い、高齢者の健康維持で治療費などをおえる運動を展開中だ。その他に託児所施設も。一日中いても飽きない図書館だ。この図書館の詳細情報はこちらが参考になる→https://www.trc.co.jp/topics/event/e_yamato.html

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2017年ノーベル文学賞受賞者式 日系英国人作家カズオ・イシグロ氏のスピーチ

下記は昨夜(12月10日)スウェーデンのストックホルムで行われたノーベル賞受賞式でのノーベル文学賞受賞者・日系英国人作家カズオ・イシグロ氏のスピーチ。

Kazuo Ishiguro - Banquet Speech
Kazuo Ishiguro's speech at the Nobel Banquet, 10 December 2017.

Your Majesties, your Royal Highnesses, ladies and gentlemen.
I remember vividly the large face of a foreigner, a Western man, illustrated in rich colours, dominating the whole page of my book. Behind this looming face, to one side, was smoke and dust from an explosion. On the other side, rising from the explosion, white birds climbing to the sky. I was five years old, lying on my front on a traditional Japanese tatami floor. Perhaps this moment left an impression because my mother's voice, somewhere behind me, was filled with a special emotion as she told the story about a man who'd invented dynamite, then concerned about its applications, had created the Nobel Sho - I first heard of it by its Japanese name. The Nobel Sho, she said, was to promote heiwa - meaning peace or harmony. This was just fourteen years after our city, Nagasaki, had been devastated by the atomic bomb, and young as I was, I knew heiwa was something important; that without it fearful things might invade my world.
The Nobel Prize, like many great ideas, is a simple one - something a child can grasp - and that is perhaps why it continues to have such a powerful hold on the world's imagination. The pride we feel when someone from our nation wins a Nobel Prize is different from the one we feel witnessing one of our athletes winning an Olympic medal. We don't feel the pride of our tribe demonstrating superiority over other tribes. Rather, it's the pride that comes from knowing that one of us has made a significant contribution to our common human endeavour. The emotion aroused is a larger one, a unifying one.
We live today in a time of growing tribal enmities, of communities fracturing into bitterly opposed groups. Like literature, my own field, the Nobel Prize is an idea that, in times like these, helps us to think beyond our dividing walls, that reminds us of what we must struggle for together as human beings. It's the sort of idea mothers will tell their small children, as they always have, all around the world, to inspire them and to give themselves hope. Am I happy to receive this honour? Yes, I am. I am happy to receive the Nobel Sho, as I instinctively called it when, minutes after receiving my astounding news I telephoned my mother, now 91 years old. I more or less grasped its meaning back then in Nagasaki, and I believe I do so now. I stand here awed that I've been allowed to become part of its story. Thank you.
ーノーベル賞委員会公式ホームページより
また、12月7日のカズオ・イシグロ氏の記念講演の内容や模様を見るはこちらへアクセスされたい。http://www.nobelprize.org


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今年のノーベル文学賞は英国の日系作家カズオ・イシグロ氏に

今年のノーベル文学賞は英国の日系作家カズオ・イシグロ氏が受賞。受賞理由の英文は次のようだ。
“Who, in novel of great emotional force, has uncovered of the abyss beneath our ilusory sense of connection with world.”「世界と私たちがつながるという幻想の下、暗い深淵を感情豊かな力のある作品で明らかにした」としている。残念ながら今年も村上春樹氏の受賞は見送られた。下記はスウェーデンの小さな新聞『8 sidor』(5 oktober 2017 )から。

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Författaren Kazuo Ishiguro
får Nobelpriset i litteratur.
Han är född i Japan
men bor i Storbritannien
sedan många år.

62-åriga Kazuo Ishiguro
har skrivit många böcker.
Några av de mest kända är
Återstoden av dagen(『日の名残り』),
Begravd jätte (『忘れられた巨人』)och
Den otröstade(『充たされざる者』).

Många säger att han
skriver böcker som är
ganska lätta att läsa.

Den som inte orkar läsa
honom kan se filmen
Återstoden av dagen
som är gjord på hans bok.

Dela på internet.

ノーベル文学賞受賞の詳細はこちらへアクセスされたい。ノーベル賞委員会公式ホームページhttps://www.nobelprize.org/

追記 NHKが2年前に放送した、カズオ・イシグロ氏講演の「文学白熱教室」の再放送を視た。更に再度ユーチューブでも視聴。フィクションを書きたいのは、ただ単に情報を伝えるのではなく、感情を分かち合いたいからだと語っていた。マルセル・プルーストの『失われた時を求めて』の読書体験を通じながら、「記憶」についても語っていたが、筆者もこの「記憶」の思い入れについては興味津々だ。作家が自分の作品について語ることにはある種のワクワク感がある。ここで一つ重要な発見があった。自分は日系作家で日本や日本人を想像の産物として書いてきたが、ヨーロッパやアメリカの読者は作家の意向とは違って、日本や日本人の特殊性を興味深げに読んでいることに気づき、普遍的なテーマに迫ろうと英国の執事を扱った『日の名残り』を書いたと執筆の経緯を語った(結果、この作品で成功をおさめ、映画化もされ、英国の作家としての地位を不動なものに)。合点が行くような発言だ。
また、別なところでカズオ・イシグロ氏は、翻訳しやすいようにできるだけ平易な英語で書くことを心掛けていると語っていた。さすが英国のベストセラー作家は、世界中の人とたちに自分の作品を一人でも多く読んでもらいたいとの思いが強いようだ。社会や政治的な関心も大な作家だ。
仕事帰りに東京駅近くにある大書店の洋書コーナーに寄ってKazuo Ishiguroの本を探したが品切れだった!TBSはドラマ『私を離さないで』を再放送すると発表した。(2017.10.15 )

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文化講演会の案内 クロスカルチャー出版主催 第11回 「魅惑の私鉄沿線物語ー小田急・京王沿線の近現代史」

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クロスカルチャー出版主催の第11回文化講演会が江戸博で開催される。今回で11回目のタイトルは、『魅惑の私鉄沿線物語ー小田急・京王沿線の近現代史』で講師は専修大学の永江雅和先生。どなたでも気軽に聴講が楽しめるみたい。詳細は上記の案内チラシで。

追記 6月30日の東京中日スポーツ新聞はじめスポーツ紙3紙や7月4日の読売新聞夕刊、7月8日の東京新聞夕刊にも開催情報が掲載されて反響があったみたい。学生さんと新聞を見た人などがほぼ半々の割合で理想的な聴講者の構成、欲を言えば、あと少し聴講者が入っていると良かったかも。カラフルでビジュアル的なレジュメ、分かりやすい講演で好評だった。こういった講演をまた開催してほしいという声も。(2017.7.20 記)

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2016年のノーベル文学賞はアメリカのシンガーソングライターのブ・ディラン氏が受賞

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下記は今年のノーベル文学賞を伝えるスウェーデンの小さな新聞「8sidor」の電子版。
今年のノーベル文学賞受賞者はアメリカのシンガーソンガライターのボブ・ディラン氏。現代の吟遊詩人。60年代、政治性の強いプロテストソングから出発してロックシンガーへ。シンガーソンガーの受賞は初めて。『風に吹かれて』は彼の代表作。本名はロバート・ツイマーマン、アメリカミネソタ生まれの74歳。

下記のスウェーデン語の記事の中に、ボブ・ディランは古代ギリシャの詩人のように歌う、とスウェーデンアカデミーのサラ・ダニュウス女史の言葉が引用されている。

Bob Dylan får Nobelpriset i litteratur

Den amerikanske sångaren
och poeten Bob Dylan
får årets Nobelpris i litteratur.
Det berättade Sara Danius
i Svenska Akademien
i dag, torsdag.

Det är första gången
som en popartist får
Nobelpriset i litteratur.

Bob Dylan är en av världen
mest kända musiker och sångare.
Han har skrivit några av
världens mest spelade låtar.
The Times they are a-Changing,
Like a Rolling Stone
och Blowin in the wind.

– Dylan skriver poesi för örat.
Han gör som de gamla grekiska
poeterna gjorde. De sjöng sina dikter,
säger Sara Danius.

Bob Dylan är 75 år.
Han började göra musik redan
i början 1960-talet.
Då var han mest känd
som protestsångare.
Många av hans låtar var politiska.
Senare blev hans texter
mer poetiska.

Bob Dylan heter egentligen
Robert Zimmerman.
Han är född i staden Duluth
i Minnesota i USA.

Congratulations !

追記 スウェーデンアカデミーはボブ・ディラン氏とは未だに連絡が取れていないという。一方、ボブ・ディラン氏はラスベガスでのコンサートではノーベル賞受賞の話には触れなかったらしい。しかし、ボブ・ディラン氏は毎年のようにノーベル文学賞の候補にあがっていたとも。真実は風に吹かれて、か ー。(2016.10.20 記)

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クロスカルチャー出版主催 第10回文化講演会 開催の告知

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文化講演会の案内 クロスカルチャー出版主催 第10回文化講演会 光本 滋北海道大学准教授『学問と教育の危機―「文系廃止」』問題の本質

昨日(2016年5月30日)の毎日新聞夕刊には、「即戦力育成に重点、中教審答申 職業大学制度創設」の見出しが躍った。中央教育審議会は30日、ITなど成長分野で即戦力となる人材育成を目指し、実践的な職業教育を行う新しい高等教育機関の創設を馳浩文部科学省大臣に答申したとの記事。「専門職大学」「専門職業大学」の名称案を考え、2019年春の開学を目指し、法改正や制度設計を進めるという。ITや観光、農業などの成長分野の現場で牽引役を担う人材育成が必要との指摘。4年生課程と2、3年の短大など専門高校を含む高卒者だけではなく、工業高校など専門学校生や大学生、社会人などを受け入れると。この記事で真っ先に思い出したのは50年以上前に鳴り物入りで国立高等専門学校(高専)ができたことだった。この高専がその役割に陰りが出始めたのはいつごろからだったか―。ドイツや北欧の国々では早くからこの職業学校、ギムナジウムがあるが、その高等教育機関という位置づけか。一体日本ではどう根付くのか。少子化なのに大学をまたつくる? 時代の変化に対応といっても既存の大学がいろいろと疲弊している中、それこそ100年後を目指す人材を育成できる大学、自治を守れる大学、、自由闊達で幅広い教養を身に付けられる大学を抜本的に考えて制度設計を見直すことが求められていると思うのだが。目先だけでは何年もつか、危ういのだ。グローバル大学ができたが、予算は当初より削減されるわ、余計な仕事が多くなるわ、と理想にほど遠いと嘆いている関係者の声もあるのも事実だ。
さて、この職業大学制度創設の話も出るはずと思われる文化講演会がクロスカルチャー出版主催で開催される。記念の第10回文化講演会の演題は、学問と教育の危機―「文系廃止」問題の本質。講師は光本 滋北海道大学准教授(高等教育論が専門で『危機に立つ国立大学』の著者)。
2016年7月9日(土)午後1時半~4時半まで江戸東京博物館1階学習室。サプライズコーナーもあるし、ともかくわかりやすくてめちゃおもしろいかも。奮って参集されたい。詳しくはこちらを。「20160531173938.pdf」をダウンロード

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クロカル超人が行く 180 横浜みなとみらい クウィーンズ スクウェアのクリスマスツリー

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パシフィコ横浜で開催中の「図書館総合展」に出かけた。今回のテーマの一つ、“世界をつなぐ図書館”に興味があったから、少し聴講し少しブースを覗いた。

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【写真 : 筆者が聴講した講演会】

デジタル化ねぇ。ツールばかり便利になるも、コンテンツの充実も図らなきゃ。紙文化も“噛み”しめる時代か、図書館の役割はいかに。帰りにクウィーンズ スクウェアでクリスマス ツリーに遭遇。もう、クリスマス! ともかく1年が過ぎるのが早いのだ。

景色盛る今はモミジかツリー過ぎ


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文化講演会の案内 クロスカルチャー出版主催 第9回文化講演会 落合 功先生「徳川時代の平和」

クロスカルチャー出版主催 第9回文化講演会が開催されます。ご関心のある方は奮ってご参集されたい。

演題「徳川時代の平和」

講師 : 落合 功 青山学院大学教授
日時 : 2014年7月19日(土)午後1時半~4時半
場所 : YMCAアジア青少年センター3階会議室
    東京都千代田区猿楽町2-5-5 電話03-3233-0611
    JR水道橋駅東口5分/御茶ノ水駅徒歩7分
資料代 : 1,000円(学生は半額)

今「平和」を考えることが極めて重要です。歴史を遡って近世の徳川時代ではどうだったのか。長年このテーマを追ってきた歴史家を講師に迎え、存分に語ってもらいます。

講師は日本経済史、日本史がご専門。
主な著作は、『江戸内湾塩業史の研究』、『戦後、中手造船業の展開過程』、『地域形成と近世社会―兵農分離制下の村と町―』、『入門 事例でみる江戸時代』、『近世の地域経済と商品流通―江戸地廻り経済の展開―』、『入門 日本金融史』、『評伝 大久保利通』、『近世瀬戸内塩業史の研究』など。

この文化講演会の問い合わせ先 :
クロスカルチャー出版 文化講演会係
電話03-5577-6707
ファクス03-5577-6708
email : crocul99@sound.ocn.ne.jp

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