芸能・アイドル

超人の生真面目半分転生人語 7 直近のニュースから

永六輔に続いて大橋巨泉死去のニュース。昭和のラジオやテレビの申し子が多大な影響を与えて逝った。永六輔作詞・中村八大作曲の「上を向いて歩こう」は筆者も好きな曲だが、その歌詞の誕生にまつわる話が泣かせる。60年安保の挫折、いな失恋からと真相は明らかではないが、やさしくやわらかな歌詞に込められた思いはどれほどだったろうか。ラジオパーソナリティーとしての軽妙な語り口は人気で多くのファンを獲得したばかりではなく、平和への思いも人一倍強かった。筆者は大分前に新幹線でたまたま隣に乗り合わせた永六輔氏を見ている。蛍光ペンでしきりにマーキングしているのを目撃。講演会かラジオ収録かはたまた旅番組でのロケ行だったか・・・。また、大橋巨泉は「11PM」(松岡きく子と司会)や「ゲバゲバ90分」(前田武彦等と共演)や「世界まるごとHow much」(ビートたけしを起用)などの一世を風靡した超人気テレビ番組に出演していた。「僕はねぇ…」と少し人を食ったような語り口が印象的だった。しかし、この人も平和への思いが強かった。自からの戦争体験が根っこにあったのだ。もっと長生きして今の政治に鋭い舌鋒でコメントしてほしかった。合掌。

追記 そう言えば、「恋のバカンス」などのヒット曲を数多く放った、名古屋出身の「ザ・ピーナッツ」の妹、伊藤ユミさんも亡くなっている。享年75歳。昭和歌謡のスターがまた一人いなくなった。日テレの音楽バラエティー「シャボン玉ホリディー」が懐かしい。

追記2 先週はピアニストの中村紘子さん(72歳)、元横綱の千代の富士(61歳)の訃報。中村紘子さんは大腸癌、元千代の富士は膵臓癌で逝ったが、クラシック音楽界の永遠のマドンナ、もう一人はウルフの愛称で小さいながら力強い相撲をみせてくれた角界の実力者だ。早すぎた死が悼まれる。中村紘子さんの夫は小説家の庄司薫氏だが、『赤頭巾ちゃん気をつけて』をはじめ何作か書いて文学界から遠ざかった。その動向が謎だった。中村紘子のエッセイのゴーストライターなどと囁かれていた。最近のネットでは投資家でその腕はプロ並みだとか。14億円損失しても取り戻した実績もあるという。そうだったのか、庄司薫よー。今は奥さんを亡くしてさぞ悲しんでいるはず。中村紘子さんや元千代の富士関は、本業以外にもその華やかさや茶目っ気振りで人気だった。合掌。(2016.8.4 記)

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超人の生真面目半分転生人語 6 SMAP&ベッキー 迷走・騒動・謝罪ほか

国民的人気アイドル5人グループ(中居正広、木村拓哉、草なぎ剛、稲垣吾郎、香取慎吾)のSMAP(Sports Music Assemble Peopleの頭文字の略)が前代未聞の迷走・騒動・謝罪が週刊紙、スポーツ紙から始まって最後はフジテレビの番組「smap×smap」の一部をライブに切り替え、極めて異例のカメラの前の謝罪で終了。全員がブラックスーツ姿、その表情は硬く、暗く、やつれた感じの印象。謝罪文言も言われた通りの形式っぽく映った。まるでテレビを介しての懺悔シーン(筆者はどういうわけかかつての「おれたちひょうきん族」の懺悔シーンコーナーを思い出してしまった!)、このときは出演者か関係者のそれ。今回はファン。公衆の面前否、テレビカメラを通じての晒し者扱いだからこの38才から43才のいわば、中年アイドルにはキツイはず。取り持った木村拓哉の発言が妙に目立ったがそれも事務所の代表のいいなりの発言に聴こえた。保身が見え隠れしているようだ。また、タモリ、ビートたけしそれにさんまのいわゆるビッグ3芸人+松本人志は、SMAPに対して立場上それぞれ微妙な発言をしていたとも。また、人気タレントのベッキーは不倫報道がきっかけでイメージダウン、コマーシャル出演の契約解除などダメージが強く、休業にまで追い込まれてしまった。ショービジネスはイメージがモノをいう世界だ…。あー、もったいない。

話はがらっと変わるが、文筆家佐藤優の3年半ほど前に書かれた本『読書の技法』(雑誌『東洋経済』に連載されたものを単行本化したもの)の終りのほうのページで1日の過ごし方が書かれていた(たまたまある小さなコミュニティホールで見つけ1時間で速読)。筆者はこれを読んで驚愕したのだ。これほどまでにテレビ視る時間を惜しんで読書と執筆に1日を過ごしている人も珍しいのではないか。ある意味では超真面目、本人は猫と戯れるかまたは本を読むかしか大した趣味がないと謙遜して書いているが…。朝5時起床、午前2時就寝、そのほとんどを執筆と読書に当てている。ロシア語、ドイツ語、英語やチェコ語などの外国語で書かれた本も時間を決めて読んでいるのだ。その一日のスケジュールの凄いこと頭が下がる。自分がゲットしたスタイルだが、それは不遇時代の所産かも。睡眠時間3時間はナポレオン並みのタフさだ。だから何本かの連載を持ち、本も刊行できるのだろう。しかも硬派ものが多いのだ。そう言えば何年か前にD大学のS先生が彼の書いたものを読んで感心していたことを思い出した。こういう人に上記のような今テレビで話題の芸能ニュースをぶつけて感想を訊いてみたい。どういう答えが返ってくるか想像するだけでも面白い。なぜなら、筆者などはweekend TV wacherそのもの、意志の弱い人間だからついテレビっ子に変身してしまうが。さすがに平日は仕事に追われているのでテレビ視る時間は少ないが。SMAPとベッキーはテレビの露出度が最も高いタレントで影響力も大きい。好感度抜群のタレントだ。その人たちが所属事務所との確執と独立問題、スキャンダルを週刊誌に書かれてずっこけた。売れたのは掲載した週刊誌やスポーツ紙?それにしてもテレビワイドショーも加わってマスコミは騒ぎ過ぎるぞ、と言いたい。大の読書家、元分析官佐藤優先生はこの騒動をどう分析するか。

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