経済・政治・国際

クロカル超人が行く 219 【北欧最新情報】フィンラド・ヘルシンキ&スウェーデン・ストックホルムとウプサラの旅 24

閑話休題。

ここで視点をかえてスウェーデンに関する気になる最新ニュースを3本。

1.友人O氏から届いたメールから。時事通信(9月18日付)によれば、ストックホルムで3人の中国人観光客(親子3人の家族)が拘束され強制送還された記事。予定より半日前にホテルに着きロビーで寝泊まりしていたため、ホテルの従業員の退去勧告を無視し警察に通告した由。中国政府は人権侵害と抗議しているとう。

2.作家の村上春樹がノーベル文学賞の代わりに設けられた「ニューアカデミー文学賞」最終候補の一人に選ばれたがノミネートを執筆活動に専念したいという理由で辞退された記事(毎日新聞2018年9月17日朝刊26面社会面)。

3.ストックホルムのハンデルス銀行本店の地下に、設立時から140年にわたる取締役会の議事録が保管され、その記録には金融危機は17年に1度の頻度で繰り返されるパターンが認められるという記事(毎日新聞2018年9月19日朝刊3面)。

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超人の面白半分転生人語 12 最近考えること 「北朝鮮問題」

ここにきて東アジア特に朝鮮半島の緊張が高まっている。今朝のテレビで北朝鮮が飛しょう物体を放ったとニュース速報を流したが、後にミサイルを発射し日本海に落ちたことが判明した。フロリダでのトランプ大統領と習近平首相の米中首脳会談を睨んだ挑発行為なのは明らかだ。2月には金正日総書記の長男、金正男がマレーシアの空港で暗殺されたが、事件の真相が解明されずに彼の遺体だけが北朝鮮に引き渡された。この間マレーシアと北朝鮮間の遺体取引で何があったかは謎のままだ。そして、4月に入ったばかりの今日、今度は北朝鮮からのミサイル発射である。明らかに日本の米軍駐留基地を射程においた挑発であろう。アメリカのトランプ大統領は北朝鮮の金正恩レジューム崩壊を企んでいて、すでに掃討作戦か斬首作戦を遂行するため、海軍の特殊部隊が秘密裏に動いているといわれている。今米韓で北朝鮮をターゲットにした共同軍事演習が具体的に行われているという。ある専門家は東アジアの地域紛争にとどまらず第三次世界大戦に発展してしまう可能性もあり得ると指摘している。何やら政治面で4月が“最も残酷な月”にならんことを祈るばかりだ。ここは冷静に関係諸国の為政者が叡知を絞って平和的に解決した方が得策なはずだ。北朝鮮の金正恩委員長もやんちゃ坊主過ぎるけれども、アメリカのトランプ大統領の言動も理解に苦しむところ大だ。翻って日本国、お坊っちゃま君の安倍首相は戦後レジュームの脱却とか言って昔の国に戻したがっている。先の戦争の反省から戦後の平和憲法や平和教育もあるのに何を考えているのか。皆さん、何かがおかしい。理性が足りな過ぎるのか、政治理念やら倫理が欠けているのか、政治が劣化している。

追記 北朝鮮がミサイルを今朝5時半頃発射し失敗した模様。筆者が予測した通りだが、暴発しないようにアメリカ、日本、韓国、中国、ロシアと包囲網を築き圧力をかけている中で、しかも国連安保理も緊急の対策を協議中にしかけた格好だ。何とも暴挙と言わざるえない。平和ボケの日本には刺激的過ぎるが、これが現実で私たちもゴールデンウィークの初日、浮かれている場合ではないのだ。(2017年4月30日 記)

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超人の生真面目半分転生人語 11 ドナルド・トランプ第45代アメリカ大統領に思うこと 6

ドナルド・トランプ大統領が就任して1ヶ月、閣僚人事の議会承認が大幅に遅れていてまだ半分にも満たない有様で、その上解任や辞任も出て初動から躓いている。記者会見では相変わらず自分の仕事の成果をアピールするのに躍起だ。2月中旬には安倍首相との会談・ゴルフで親密さを演出、真意のほどは皆目分からないが安倍首相に“感謝”まで飛び出す始末。メディア批判は相変わらずで収拾がつきそうにもない。この先どうなるか、何が飛び出すか予断できない状態だ。そんな折アメリカの精神科医の投書が話題になっているという。
www.j-cast.com/2017/02/19290985.html?p=all
自己愛が強すぎるなど性格に問題を抱えるドナルド・トランプ大統領は、国家のリーダーとして相応しくないとの見解を表明したのだ。これは極めて異例だそうだが、そういう人物を支持している人々もいるから不思議に思える。自己顕示欲が強くて強情張り、事実をねじ曲げても自分の意見を押し通してしまう強引さ、自分を批判するメディアに対しては容赦しないほどの罵倒を浴びせて不満をぶちまける、この何とも幼稚すぎる振る舞いには品格dignityなど微塵もないのだ。
漫画のヒーローにはうってつけのキャラと思われるが、この分で行けば一年中良いに悪いせよ、メディアを賑わすことはあり得るかも。アメリカの政治が正義、平等、少数の意見の尊重、寛容さ、多様性など民主主義の土台を崩さず社会の要請に応えるべく政治力を発揮してもらいたい。選挙キャンペーンの支持者向けに雇用促進など公約実行中と経済力で強いアメリカを取り戻せと意気込むこともいいがー。

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ニューヨーク在住の私設特派員が送ってきたトランプタワーの最新写真。歪んで見えるのは気のせいか(笑)。

fake +fake = new face


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超人の生真面目半分転生人語 11 ドナルド・トランプ第45代アメリカ大統領に思うこと 5

ドナルド・トランプ大統領が就任して2週間、全速力で突っ走ってきた感じだが、融和どころか対立と分断の様相がより鮮明になってきている。中でも中東やアフリカ7ヵ国の人々の一時入国禁止は、現政権と連邦裁判所の対立が激化、様相は前代未聞の事態に。また、ツイッターでのやり取りは相変わらずで、ニューヨークタイムズやCNNなどメディアとの対立も。現政権はいつまでも持つか、途中で投げ出すのではと囁かれている。大統領選挙のレースに勝つことに興味があるだけで、大統領になることには興味を示していないとも言われている・・・。
アメリカに不利益のTPPからの離脱、不法移民を防ぐメキシコとの国境の壁構築、雇用促進のための自動車メーカーへの国内移転、大義名分はテロ対策の難民・移民の一時入国廃止等々矢継ぎ早に強権的な大統領令を発令、これに対して比較的大きな反対デモも各地で起きている。世論調査の大統領支持率を巡ってもメディアと対立している有り様だ。フェイクニュース(嘘のニュース)、フェイクニュースと言ってはメディアを煽っている。
ここに来てまた新たな問題が浮上してきている。議会に副大統領がやって来るなど前代未聞のケースが起きて、ベッツィ・デボス教育長官が均衡を破って上院の議会承認が得られたと今朝のアメリカのメディアは伝えていた(APS やABCのニュース)。ベッツィ・デボス教育長官自身は私教育の享受者で公教育の素人、教育制度改革を行うらしい。6000万人の生徒、4000万人の学生を擁する全米の学校や大学で教育予算やスカラーシップの問題をどうするか、今からその手腕に疑問符が付いている。気になるのは中東・アフリカ7ヵ国の人々のアメリカ一時入国禁止だ。テロ防止だと嘯くが明らかに移民排斥や人種差別だ。これは佐藤優や金平茂紀が指摘するまでもなく(『週刊現代』2017年2月18日号)、今後アジアに波及する恐れがあることを私たちは自覚しておくことが必要かも知れない。いつか来た道を辿らないためにも、かつて黄過論で日系移民などアジア移民バッシングあった歴史を忘れてはならない。筆者の身内もニューヨークに留学中なので他人事ではないのだ。(続く)

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超人の生真面目半分転生人語 11 ドナルド・トランプ第45代アメリカ大統領に思うこと 4

アメリカの現政権で初めて来日したマティス国防長官は、海兵隊大将の経験を持ち蔵書7000冊ともいわれている学者肌の独身の長官。奇しくも毎日新聞の朝刊トップの見出しは「総合科技会議 大学の軍民両用研究を推進」だった。中国や北朝鮮など東アジア地域の安全保障を睨んだ日米軍事同盟のあり方を日本政府関係者と探るものとみられている。
マティス長官のあだ名は狂犬(mad dog)、様々な戦争に加担した張本人でしかも前線の指揮もとった軍のエキスパート。今日の稲田防衛大臣の会談・記者会見ではより強い日米同盟関係を築くことを協調するも、トランプ大統領の言及した在日米軍駐留経費負担(米軍駐留経費負担、いわゆる思いやり予算、2015年度の日本側負担は約1910億円、アメリカ側の負担率13.6%の約300億円に過ぎないー2017年2月4日毎日新聞朝刊から引用)問題については日本は他の国々のお手本と持ち上げ明言を避けた格好だ。
さてさて、トランプ大統領の吠え方がツイッターを使って益々過激、その上に大統領令(executive order)を連発して内外にトラブルメーカー振りを発揮している。目下の見せどころは大統領令に添えた彼のユニークなサインそれに書きやすそうなペンーそんなパフォーマンスばかりが目立つ(筆者的には確かにペンの銘柄は気になるところ)。中でも中東・アフリカ7ヵ国の難民の一時入国禁止は、準備不足も関係していて空港などの現場が大混乱しているばかりか、連邦裁判所の却下判断、反対デモと全米各地で波紋も広げているのだ。トランプ砲は取り敢えず打ち放っている感じにしか見えない。少なくとも筆者には。日本のメディアも特に週末となれば“トランプ占い”に躍起だ。筆者たちの大学時代からいわれてきたことだが、最近特に新聞・テレビ・雑誌それにメディアその上ネットメディアの政治色がより鮮明になってきている感じだ。何だかねぇー。(続く)

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超人の生真面目半分転生人語 11 ドナルド・トランプ第45代アメリカ大統領に思うこと 3

そうだ、忘れていたドナルド・トランプ大統領の就任演説の内容に言及することだった!平易な英語は筆者たちの外国人には理解するのに大いに助かるが、あまりにも短絡すぎる文言やリフレインが多く、選挙公約実行に向けた各論のオンパレードで薄っぺらな印象、これが大統領就任演説かと目を疑ったほどだ。これではほぼ半分の支持者向けの演説と変わらない。強いアメリカを取り戻せ、アメリカ第一で。そう訴えている背景には弱くなっているアメリカの現実があるが、政治は正義に基づき公平に平和的に解決することが求められる。少なくともデモクラシーの国民国家では。今や短文形式のツイッターが政治に利用されて独り歩きしている。強気だったりときに弱気だったりと感情の起伏があるトランプ砲だが・・・。
ニューヨーク在住の身内はラインでデモが急増していると書き込んできた。それと狙われているのではとの噂も。ここで立ち止まって、やはりケネディ大統領の言葉を熟考・再考しようではないか。誘導尋問が上手くその“白熱教室”ですっかり日本でも有名になったハーバード大学の政治哲学者マイケル・サンダル教授にも訊きたいが、ここはフランスのジャック・アタリの発言が近い将来を読み解いているかも。彼によると戦争の時代再び・・・。3日ばかり前かテレビの報道番組でポーランドのアウシュビッツからの特派員の報告があったばかりだが、さて、今、世界は超激動の時代に突入したかー。イギリス、北欧、ドイツ、フランス、オーストリア、ハンガリー、イタリアなどの欧州にも難民・移民排斥の右翼勢力が台頭し始め、“~first”が罷り通る気配だ。筆者などは大正14年(1925 )頃の日本・世界情勢を年表や当時の経済資料・文学資料を使って読み込んでいるが、この5年後の1929年、世界恐慌が起こり世界の動きが大きく旋回し人類にとって悲惨な負の遺産をもたらす時代に。ジャック・アタリは第三次世界大戦があるかもと含みを持たせた発言をテレビのインタビューで語っていたのだ。いやはやー。
ドナルド・ダック君否ハートがなくchildishと囁かれているトランプさん、手形乱発みたいな切りすぎたカードは使いものになら変!対立を煽らないで。

ドナルド・トランプ第45代アメリカ大統領の就任演説を読むはこちら→http://mainichi.jp/english/articles/20170121/p2g/00m/0in/004000c

目を国内政治に向ければ、1月の国会質疑の答弁で「云々」を“でんでん“と読んだどこかの首相もいたとか。今日などネットで話題沸騰している。いやはや。

追記 先ほど入ってきたネットニュースによれば、カリフォルニア大学バークレー校で学生が暴徒化し右翼の講演のボイコット(トランプ政権の関係者がいたメディア)したことに対してトランプ大統領が早速反応、大学への補助金カットを示唆したという。これはアメリカの大学にはリベラルな人が多いらしく、現政権と不測の事態がいつ起きてもおかしくない証拠、日本にも少なからず影響が出るはずと筆者がつい2日前に話題にしたばかりの出来事だ。(2017.2.3 記)

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超人の生真面目半分転生人語 11 ドナルド・トランプ第45代アメリカ大統領に思うこと 2

新聞に掲載されたドナルド・トランプアメリカ大統領の15分足らずの就任演説を読んだ(原文と和訳)。テレビで視聴したが、何せ深夜で眠たい時だけによく覚えていなかった。“And, yes, together, we will make America great again”という今や彼の代名詞みたいな文言で演説を締め括ったが、筆者的にはファーストレディになったばかりの東欧系(スロベニア人)の美人、メラニア夫人(ソフィア・ローレン似)の艶やかなブルー系のファッションに目を奪われたのが正直な気持ち。それはさておきトランプ大統領の就任演説の内容だ。時代や政治理念等を考えるのにキーポイントになると思われるので、ここで1961年のジョン・F・ケネディの就任演説の有名な箇所を引用してみたい。

And so, my fellow American: ask not what your country can do for youーask what you can do for your country. My fellow citizens of the world: ask not what America will do for you, but what together we can do for the freedom of man.

“国家があなたのために何ができるかを問うことではなく、あなたが国家のために何ができるかを問うてください”

このあまりにも有名な政治哲学的な命題否言葉は、筆者が高校の時分に英語の授業で教えられ暗記したものだ(そう記憶しているが大昔のため曖昧だ)。そしてジョン・F・ケネディ大統領の写真と文章で綴った本まで買ったのだ。
そうだ、忘れていたドナルド・トランプ大統領の就任演説の内容に言及することだった!平易な英語は筆者たちの外国人には理解するのに大いに助かるが、あまりにも短絡すぎる文言やリフレインが多く、選挙公約実行に向けた各論のオンパレードで薄っぺらな印象、これが大統領就任演説かと目を疑ったほどだ。これではほぼ半分の支持者向けの演説と変わらない。強いアメリカを取り戻せ、アメリカ第一で。そう訴えている背景には弱くなっているアメリカの現実があるが、政治は正義に基づき公平に平和的に解決することが求められる。少なくともデモクラシーの国民国家では。今や短文形式のツイッターが政治に利用されて独り歩きしている。強気だったりときに弱気だったりと感情の起伏があるトランプ砲だが・・・。
ニューヨーク在住の身内はラインでデモが急増していると書き込んできた。やはりケネディ大統領の言葉を再考してもよさそうだ。

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超人の生真面目半分転生人語 11 ドナルド・トランプ第45代アメリカ大統領に思うこと

トランプで切れるキレないドルミドル

先週の金曜日の深夜、第45代アメリカ大統領ドナルド・トランプ氏の就任式をテレビで観た。ワシントンDCからの中継はいつもの大統領就任式とは趣が些か違っていたようだ。押し寄せた観客は、前回の大統領選で“チェンジ”を訴えて当選した黒人系アメリカ人初の大統領オバマ氏の180万人より遥かに少なく90万人位(?)、しかもそのほとんどが白人 。100近くの団体の抗議デモもあって、一部は暴徒化して銀行などの窓ガラスを破壊し警察との衝突も出た。セレモニー会場は60名ほどの国会議員の欠席もあってか空席も目立った。興味深かったのはあのマドンナがプラカードをもって抗議デモをしていたことだ。

3日後、ホワイトハウスの執務室のカーテンの色がトランプ大統領好みの金色に塗り替えられた。思い出した、思い出した、日本にもスケールは小さいが、予備校の先生で金ピカ好きの英語のカリスマ先生がいたことをー。(続く)

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超人の面白、街の話題 12 アメリカの9.11 と日本の3.11 続

 テレビは3.11から半年後の被災地の姿を新たに入手した映像を加えてこれでもかこれでもかとリポーターやキャスターを現地入りさせて映し出していた。
 ちょうど今日、新野田閣僚の要、経産省鉢呂大臣が原発舌禍事件で辞任、後任に枝野元官房長官が任命された。政治は何をやっているのか、まだ13日の臨時国会での首相所信表明演説前である。すっかり有名になったどじょうの話、泥臭い政治で震災復興、景気対策を掲げたまでは…。しかし、もう、辞めた、が出てしまった。メディア(誰が名付けたかマスゴミだと、この語感の妙)が政局を造る構図も見え隠れしないでもないが、昨夜遅くの某ニュース番組では解説者がメディアのやり過ぎと非難していた。しかし大臣たるものその職責の重さを感じて政治力を発揮してもらいたい。被災地の人に反感買う言葉は慎むべきだ。もし自分がそういう立場だったらどうする?政治家の想像力の欠如、今何よりも被災地の動向が大事なことなのに、自ら被災地に入っての発言だから困る、要は“軽い”のだ。大本営擬きの政府筋や東電側の発表にはうんざりだが、未曾有の大自然災害と大人災に一早く立ち向かわなければならない事態に遅々として進まない被災地の現状を見せつけられるにつれ、日本国はいつから人との繋がりをなくしてしまったか。がんばろう、日本、絆等々の言葉が実体を伴わず浮いている。掛け声だけの空虚なものだ。もっともっと一人一人の気持ちの有様を保たなければならないのに…。天災は忘れた頃にやって来る、とはよく言われること。アメリカのハリケーンやトルネードの自然災害を持ち出すまででもないが、今はリアルタイムで被害現場を映し出してくれる。しかし、真実の報道もまた、問われているのだ。そんな中で光っていたのは、災害を乗り越え懸命に生きる一地方紙の姿だ。「石巻日日新聞」、その活動は大津波の被害を受けて輪転機など新聞社に欠かせないものが機能不全の状態に陥る中、壁新聞を自ら発刊、記者魂を奮い起こさせ、報道の大切さ、ジャーナリストの何たるかを私たちに教えてくれた。3.11から半年経った昨日、某テレビのドキュメンタリー番組がこの石巻日日新聞社の記者たちを追っていた。地域密着で行かないと私たちは生き延びていけないと語るある記者の言葉が印象的。まだ避難所暮らしを強いられているある中年の女性は、この新聞を読むのが何よりの楽しみだと。ここには派手に文字が躍る見出しがない代わりに、新聞の使命の基本的な形がある。
紙面の印刷は盛岡にある新聞社の輪転機を借りてしているのだろうか。この日曜遅くのドキュメンタリー番組は、最後の5分を3.11から半年の特別号を出した直後の石巻日日新聞社を映し出していた。敢えて表現すれば、希望の灯りのような仮社屋。
ところで、某テレビではすでにお馴染みになった“サンダル”教授、否マイケル・サンデル教授の特別白熱教室を放送。今回は確か特別講義の第2弾、日本・東京、中国・上海、アメリカ・ボストンを結ぶ衛星テレビ討論会だ。前にも感じたことだが、どうやって討論会に参加するメンバーを選考するのか興味あるところ。みんな同じ条件だろうか。
 それは余談だが、その討論会で驚いたことがあった。ある質問の答えにアメリカ・ボストンのハーバード大学の学生たちが原発維持に全員賛成していたことだ。昔流行った言葉に“なぜだ”という言葉があったが、まさにこの言葉を発しそうだった!放射能漏れが起こった場合、どんな影響が出るかすでに実証済なのだが、それでも便利さを享受したいのか、少し考えさせられた討論会だった。相変わらずサンデル教授の進行のテンポは良い。今回はアメリカ通の3人がゲストコメンテーターとして登場していた。

 以上が土日のメディアをウオッチした感想だ。

今日(13日、水曜)野田首相が所信表明演説をしたが、掛け声だけではなく、実りのある震災復興をいち早くやりとげてほしい。
フランスの核施設で爆発事故が起きた模様。

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超人の面白、街の話題  11  アメリカの9.11 と 日本の3.11

 昨夜はなでしこジャパンが対中国戦で苦しい戦いの末、1-0で勝利。これでアジア予選、4勝1引き分け。すでに来年のロンドンオリンピック行きは決定しているが、他の地域の強豪と戦って金メダルを獲得するためにはパワーや試合運びに一工夫もニ工夫も必要だ。若手選手を起用した昨日の中国戦では、アウェイ、雨天のコンディションもあったけれども、相手の中国側には運動能力に優れた選手もいたのだ。過酷な試合日程でチームのコンディションもあまり良くなかったようだ。これを機に更なる進化を遂げてほしい。
 ところで、筆者の家の近くにもなでしこジャパンのメンバーがいるとは知らなかった!
 前置きはこの位にして本題に入ろう。9.11と3.11の話だ。メディアの伝えた範囲での話だが、9.11以後ブッシュ政権時代に急遽通した法案に「Patriot Act愛国者法」がある。この法律ができたことで個人情報が筒抜けになり、全然関係のない人までFBIからテロ容疑にかけられている事実を目の当たりにして、あってはならないことが現実的にアメリカで起きていることを実感した。昨日のBBC放送のドキュメンタリーでの放送だ。また、ニューヨーク市街は政府の監視カメラが至るところに取り付けられていてその数、500とも800個とも。新たな監視社会の出現だ。そして今朝方のABCニュースの伝えるところによれば、グランドゼロでの10周年追悼式の直前、ブルームバーグニューヨーク市長が緊急会見、グランドゼロ近くとニュージャージーで盗難車を発見、テロを未然に防いだとの報道があった。元大統領のブッシュ氏と現大統領のオバマ氏そして元ニューヨーク市長のジュリアー二氏らが出席して大きな節目の追悼式がグランドゼロのモニュメント広場で5時間かけて行われた。メインセレモニーは遺族の代表者が死亡者の名前を読み上げるセレモニー、しかしブルームバーグニューヨーク市長は来年から一歩前進の意味を込めてこの行事は取り止めるという。このところのアメリカは元気がないどころか大国の陰りがでてきているように見受けられる。リーマンショック以来、経済的には立ち直っていない、ドルは2001年時、143円、2011年9月11日では77円でドルの威信は半減である。イラクやアクガン戦争で若者の死者の数も多い、戦費は8兆円を超えているという。安心安全がまた、信頼も失われているようだ。オバマ政権の景気刺激策や雇用問題の解決などマクロ経済政策の抜本的解決が急がれると同時に、病んだアメリカを元気にしてもらいたい。保守派のティーパーティーの連中だけではよりよい社会実現は難しいと思うのだ。排他的差別的格差的現象が益々起きる可能性があるからだ。自由、平等、正義、そして移民の国だからこそできることを成し遂げてほしい。
翻って日本国の話。3.11。これについては次のコラムで。

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