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2019/07/02

クロカル超人が行く 219 【北欧最新情報】フィンランド・ヘルシンキ&スウェーデン・ストックホルムとウプサラの旅 14 憧れのスウェーデン・ストックホルムバス遊覧 続

追記2   前頁で第2回夏季オリンピック ストックホルム大会(1912年5月~7月)に初出場したマラソンの「金栗四三」に言及したが、NHK大河ドラマ「いだてん~東京オリンピック咄~」では金栗四三が主役、ドラマは半年間忙しく展開してつい先頃(2019年6月23日)第一部(金栗四三が主役)が終了した。前半を終えて視聴率は低迷しワースト記録を作っている。噺家古今亭志ん生の話も交ぜてストーリーは二つの異なった出来事を同時に追う仕立てになっていたが、変に金栗四三のマラソンの話と交差させたりと無理なドラマの展開を見せつけられ、視聴者は速いテンポとストーリーの“アバンギャルド”さについていけなかったのが視聴率低迷の原因かもしれない。それと金栗四三の知名度や来年の東京オリンピック開催の前宣伝的なことも視聴者を遠ざけた一因かも。

中村勘九郎(金栗四三、何事も前向き、明るさがいい)、綾瀬はるか(金栗の妻スヤ、献身的、演技がうまい)、中村獅童(金栗の兄、個性的すぎるが人情家)、大竹しのぶ(金栗の義母、いびりの姑、演技は抜群)、別所広司(嘉納治五郎、貫禄貫禄)、生田斗真(短距離走者・海外の支店銀行員三島弥彦、髭が似合い、爽やか)、杉咲花(シマ、真面目でやや暗い感じ)、黒沼結花(抜群の身体能力をもつ女性、なかなかどうして)、シャーロット・ケイト・フォックス(大森兵蔵の妻、平坦)それと嘉納治五郎と対立した体育指導教師や女性新聞記者、足袋屋(ここの役者が大問題を起こした。代役が良かった!)など(以下余計な古今亭志ん生関係者は省略)キャストは豪華だったにもかかわらずだ。ここで何を書きたかったか。それはスウェーデンのストックホルムロケが本番で意外と多く採用されていたことだ。日射病(現熱中症)で亡くなったポルトガルの選手がいて、金栗も何だか分からず途中棄権して行方不明。しかし、時代はこの不条理な出来事を見過ごさなかった。カミュの『異邦人』のムルソーの証言ではないが、太陽のせいだ、とは言わなかった!粋な払いが50年が過ぎた1960年代にやって来た。金栗四三は、スウェーデンの粋な申し出に応えて走った。偉いのは金栗もそうだが、当時のオリンピックの記録を丹念に調べたジャーナリスト(?)だろう。記録はギネスブック入りで、恐らくは永遠に破られないだろう。クーベルタンの精神がそうさせたはずだ。筆者も日頃は忙しく仕事をしているが、NHK大河ドラマを紹介するストックホルムの現地バスガイドの少し低い声がいつまでも耳に残っていて、甲高い勘九郎の声とダブる。それは現実と非現実を行ったり来たりしているような妙な感覚である。(2019.6.27 記)

追記3   仕事で目黒方面に向かう地下鉄に乗り込んでびっくりした。ストックホルムに思いを巡らせていたら、大手町あたりから二人のビジネスパーソンが乗り込んで大きな声で話していた。えっ、聞こえてきたのは、なんとスウェーデン語だった。仕事のことで話している様子だった。所々解る単語が耳に入ったが大声、少しマナーが悪かった。スウェーデン語で嗜めようと考えたが、そのうち御成門駅で下車してしまった。(2019.6.27 記)

Ursäkta mig, tala lugnt i tunnelbanan.
すみませんが、電車の中では静かにしてください。

追記4   2019年6月28日(金)の神奈川新聞には「76億人の海図スウェーデン ;キャッシュレス大国」という特集記事が掲載されていた。これまた前頁で触れた「アバ博物館」での話が中心だ(筆者がストックホルムでキャッシュレスに遭遇した話については、このシリーズ17と18を読まれたい)。その受付カウンターには、“We accept you for whoever you are. But we do not accept cash”(あなたがだれであろうと受け入れますが、現金は受け取れません)と書かれていて、入場料350クローナ(約2800円)はデビットカードやクレジットカードか、携帯電話による支払いなどデジタル決済でお願いしますと。アバのメンバーの一人で設立者のビョルン・ウルバース(74)は、息子が強盗に襲われた苦い経験から現金がなければ犯罪は起こらなかったと。その後はキャッシュレスの旗振り役として知られるようになったという。一方で、財務省を皮切りに警察庁長官を務めあげた元高級官僚のビョルン・エリクソン氏は、こういったキャッシュレス化に高齢者、障害者などの弱者切り捨てになると異論を唱えて立ち上がっている。キャッシュレスは現金を持たずに決済できるので便利だが、一部の大手銀行と企業が利益を独占化する危険を孕んでいる。(2019.7.2)続きを読むは、この新聞の特集記事で→76億人の海図25 スウェーデン キャッシュレス大国20190701122433.pdf

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