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2019/04/08

クロカル超人が行く 232 東京駅ステーションギャラリーでフィンランドの建築家アルヴァ・アアルト展を鑑賞

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北欧モダニズム建築の典型的な実例である、フィンランドの建築家Alvar Aaltoアルヴァ・アアルトが設計した老舗のアカデミア書店。昨夏筆者が訪ねた書店だが、天窓からの光がガラス越しに差し込んで開放感があった。その時筆者がスマホで撮った写真が、左からアカデミア書店の玄関、2階のカフェ・アアルトそして店内だ。カフェ・アアルトにはアアルト作の椅子が並んでいた――。

 

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東京駅ステーションギャラリーは、できたときから気にかけていたギャラリーで、東京駅改装後以前あった場所から今の丸の内北口改札近くに移動している。今回初めて入った。丁度フィンランドの建築家アルヴァ・アアカルト展「もうひとつの自然Second Nature」が開催されていたのだ。土曜の昼下がり、東京駅内は平日より混雑していたが、このギャラリーに入ったらさすがに静か、レンガ造りのひんやり感もあって、建築家の細密な図面や写真、照明器具、模型、有名な椅子などの作品群を鑑賞できた。自然の中に建築物をいかにマッチングさせるか、建築やデザインに触れて自然の存在を想起させる、或いは自然と建築がいかに共生できるかがテーマ。森と湖の国ならではの建築家のなせる技が散りばめられている感じだ。フィンランドの1930年代の雰囲気が味わえるドキュメンタリーの映画も観賞できた。妻の尽力も大きかったようだ。アアルトは妻と1935年にヘルシンキでインテリアブランド会社を設立したが、そのアルテック社が、直営店Artek Tokyo store(案内チラシを見る→http://crosscul.com/artek.pdf を表参道に2019年4月27日にオープンする。家具、照明、テキスタイル、現代のデザイナーの最新作まで取り扱うらしい。近くにはこれまたフィンランドを代表するブランド『マリメッコ』もある。今や北欧デザインはその優れたデザイン力で極東のこの日本でも人気であちこちにその商品を扱う店ができている。また、この3月に埼玉県飯能市にオープンした小説家のトーベ・ヤンソンの人気キャラクター”ムーミン”にあやかった「ムーミンバレーパーク」も注目されている。3000万弱の人口だが幸福度が高い北欧は、政治、経済、文化、芸術、建築などあわゆる分野で現代の日本の生活文化に浸透しているといっても過言ではない。そこには決して気候には恵まれているとはいえない生き延びて行くための知恵が凝縮されているのだ。建築家アルヴァ・アアルトの作品にもシンプルだが機能性抜群の傑作品が多い。よく考え抜かれているし、木の性質を存分に活かして暖かみもある。何よりも自由度が高いのだ。

「アルヴァ・アアルト  もうひとつの自然」展は東京駅ステーションギャラリーで14日まで開催中。その展示案内チラシとプログラムを見るはこちらで→http://crosscul.com/alvar.aalto.pdf

 

 

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