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2019/03/28

超人の面白ラーメン紀行 260 横浜市戸塚区『ラーメン豚幸』

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横浜市戸塚区も故佐野実氏の『支那そばや 本店』をはじめ多種多様なラーメン店が犇めく激戦区だ。そんな中戸塚警察署や箱根駅伝の戸塚中継所近くに、先月26日に忽然と現れたラーメン店、『ラーメン豚幸』。とんこう、と呼ぶのかどうか迷っていたが、「ぶたゆき」と呼ぶらしいことは店に入って気づいた。醤油ラーメン(780円)を頼んだ。店の横幕には朝ラーメンと書かれていたが、朝からがっちり食べるというメッセージかも。二郎系・家系のラーメンは、まずは量の多さに圧倒されるが、それより何よりここでは牛肉の塊と形状に驚かされた。とにかくでかく切り口が斜、断崖絶壁感ぽい。どこから手をつけて良いか迷っているうちにがぶつく始末。柔らかいが味は微妙、ともかく食べるのに一工夫が要るのだ。スープは豚骨醤油、少し塩辛い、麺は中太麺、もやしたっぷりそれにニンニクを添えた。久し振りの二郎系はショッキング ガッツ ラーメンといったところ。もはや若者組ではない筆者にとっては少しキツイ感じか。餃子は値段のわりに小ぶり。二郎ラーメンでは定番の“盛り”のトッピングがあるが、この店でも後ろの席で頼んでいた若者がいた。

厨房はチャレンジャーっぽい男性3人が、まだ客の評価が定まらない浅い日にちにも関わらず果敢に闘っていた。店内はカウンター席7席とテーブル席が3つくらいあって意外と広い。客はというと、家族連れや中高年夫婦、作業服の方や若い男性とかぼちぼち――。

横浜市戸塚区『ラーメン豚幸』1.スープ★☆☆2.麺★☆☆3.トッピング★★☆4.接客・雰囲気★☆5.価格★★

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2019/03/26

超人の面白ラーメン紀行 259 神田三崎町『麺屋こばやし』

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本日(2019年3月25日)神田三崎町白山通りにオープンした『麺屋こばやし』はこの店が初めてらしい。激戦区神保町界隈になぐり込みをかけた格好だ。これでもかこれでもかと雨後の竹の子のようにラーメン店が乱立して来ているが、大半は早期に撤退を余儀なくされる。同じ神田地区の神田駅西口界隈では飲食店など業績が振るわない場合、開店して早いところで3ヶ月、見切りをつけて撤退するらしい(パイロット的な意味もあるかも)。今その西口商店街には以前より増してそれなりのうまさを持つラーメン店が凌ぎを削っているのだ。翻ってこの店の二三代前は確かイマイチの尾道ラーメンだった。また、白山通りの向かい側にあったラーメン店など何回入れ替わったか分からないほどで、今はラーメン店ではない店が営業している。

さて、注文したラーメンは醤油系(780円)、どんぶりを見て一瞬エキゾチックと。どんな味わいを醸し出すか楽しみながら、いや、恐る恐る箸を次にすすめた。一振りのスープは意外と動物系と魚介系がミックスされたどろどろ系で味もまあまあ。量は少な目。次にストレート系中細麺はやや透明感のある、もちもち感の少ない麺で少し不思議な食感だ。トッピングのチャーシューは柔らか、大きめのチンゲン菜と材木メンマ、刻みネギ、そしてユニークなのが小エビを振りかけてエビの風味を出しているところだ。最後にゆずの香りを少し味わって、なんと完食!エビはどちらかというと苦手な筆者だが、これなら食べられる。メニューもエビや辛系に特色を出して勝負に出た感じ。もちろんつけ麺もある。店内は厨房3人、ホール一人(アルバイト)でカウンター16席とテーブル4席の20席。午後1時半頃入ったがまあまあの客入り。初日しては上出来か。

三崎町『麺屋こばやし』1.スープ★★2.麺★☆☆3.トッピング★★4.

接客・雰囲気★☆☆5.価格★★

2019/03/25

超人のジャーナリスト・アイ 172 NPRの記事から ノルウェー西海岸沖でクルーズ船、エンジントラブルで乗客避難

たまたまNPR(アメリカの公共放送)の電子版を見ていたら、ノルウェーの西海岸でクルーズ船がエンジントラブルを起こして乗客1300名が避難、という記事を発見。昨日の土曜日のことだ。昨夏似たようなクルーズ船(シリア ライン)に乗船してヘルシンキからストックホルムまでバルト海を移動した体験を持つ筆者だが、命に関わる出来事なので他人事ではない。近いうちにノルウェー旅行もと考えていたので尚更。筆者らの時もクルーズ船は真夜中結構揺れたのだ。下記は記事を私訳したもの。

 

ノルウェーの西海岸沖で航行できなくなったクルーズ船から乗客救助

 

AP通信リポート。土曜日、ノルウェーの西海岸沖のクルーズ船が電気系統を喪失し海難信号を発令後、1300人の乗客を避難させていた。救助のためヘリコプターとボートが出動、避難には長い時間かかる見込み。
ノルウェーの新聞『VG』の報道によると、バイキング オーシャン クルーズを運航するバイキング スカイ号は、エンジントラブルを起こしていたが、高波と強風にも遭遇していた。ロイター通信によると、クルーズ船は“悪天候”や“岩礁が点在する浅瀬”で有名なフスタドヴィカ湾に停泊中だ。
AP通信によると、ノルウェー政府は湾には安全を促進するため山近くを通して巨大な海底トンネルを建造するか研究中だという。警察によると、一つのエンジンで航行を再開したバイキング スカイ号は、さらに沖合に移動し停泊したとのこと。今のところ、およそ100人の乗客だけが避難した模様。
その記事を読むはこちら➡ https://www.npr.org/

 

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2019/03/23

クロカル超人が行く 231 山中湖文学の森 三島由紀夫文学館 続

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【写真上から : ①山中湖文学の森   ②文学の小径案内図  
  ③遊覧船が走る山中湖   ④JR御殿場駅から見えた冠雪の富士山】

 

 

 

2019/03/22

クロカル超人が行く 231 山中湖文学の森 三島由紀夫文学館

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【三島由紀夫文学館の庭にあるアポロン像】

 

山中湖村の文学の森にある三島由紀夫文学館に行ってきた。自宅から東海道線熱海行の電車で国府津駅まで行き、そこで沼津行の御殿場線に乗り換え御殿場駅で下車(待ち時間約20分、所要時間約40分)、今度は山中湖行の富士急山梨バスに乗り換えて45分揺られ(バス料金1010円)バス停文学の森公園前で降り、春のめざめを感じる林の中を歩くこと8分、ついに山中湖文学の森 三島由紀夫文学館に到着。乗り継ぎの待ち合わせ時間を入れると約3時間40分の旅だ。海ありの神奈川県横浜から海なしの山梨県―湖があり富士山が身近に見ることができる―だが、やはり遠いのだ。去年の10月に山梨県立文学館を訪ねて以来二度目の山梨県の文化施設めぐりである。前回は草野心平展と隣にある県立美術館のミレーの“落穂拾い”それに購入したばかりのミレーの絵画等を鑑賞したが、今回は三島由紀夫文学館でプチプチ企画、特集展示「美と孤独――帰ってきた『金閣寺』」(宮本亜門演出のオペラなど二次創作の『金閣寺』(Le pavillion d'or)の周辺資料を展示。フランス・ストラスブール国立・大学図書館、ストラスブールライン国立オペラ座、公益財団法人東京二期会協力)を鑑賞した。平日とあって訪館者は筆者一人で貸切状態だった。三島由紀夫の文学館創設構想の話は新聞などで知っていたので少なからず興味があった。早いもので開館して20年になるらしく、筆者的にはやっと実現した格好だ。この際三島作品を少し読んでおこうと考えていたら三島解釈の本が出たり、それにつられて関連本まで読んでいるので4冊くらい持ち歩いている始末だ。
三島由紀夫文学館受付で係員の女性に入館料500円を払って館内入り。受付の女性と少し立ち話をした。三島邸は今は誰も住んでいない、館長はほとんどこちらには見えませんと受付女性。最寄りのバス停から帰りの御殿場行の時刻を訊いて、鑑賞時間は約1時間しかない。この館は村営なので受付の女性は村役場の職員かしらと余計ことを詮索しつつ、入口にあった三島由紀夫の詩集を捲り、二三篇読んだ。ヨーロッパの作家の影響を受けたような観念的な詩だ。その後そんなに大きくない館内の展示を観て歩いた。
〔初版本―初版本99冊](この館のホームページのフロアガイドを参照。以下この項に従って書き記す)  『花ざかりの森』の初版本を筆頭に『仮面の告白』、『潮騒』それに『金閣寺』など99冊がずらり、作家生活20数年でよく書いたものだと感心感心、有名なイラストレーターによる装丁もあってさながら装丁史の様相。
〔平岡から三島由紀夫へ―10代の文学]  次に左側のウィンドウには写真とともに幼少期の絵や作文など貴重な品々が陳列されていて、そこから見えてくるのは、絵心もありしっかりした鉛筆書きの文字群だ。官僚の家柄、何不自由なく育った感じは分かるがまた、幼少期から賢かった、利発だった様子もまた理解できる(極度に運動オンチだったことはよく知られたことで、『金閣寺』を書いた頃にはボディビルやボクシングなどで肉体鍛練、改造に挑戦していた)。学習院高等部時代には担任の先生(ペンネーム、三島由紀夫の名付け親)に文才を認められ同人誌に書くようになる。その掲載雑誌などが整然と並んでいた。
〔プロフェッショナルの道―20代の苦悩]  川端康成に師事。大蔵省を辞職して『仮面の告白』で作家デビュー、映画化されてベストセラーになった『潮騒』を書き一躍有名作家に。世界一周旅行の旅にも出る。その頃の資料が並ぶ。世界一周旅行の時のエッセイは読んでみたい。ギリシャに憧れていたらしい。あのアポロンの像が象徴的だ。
〔拡大する活動領域―30代の若き大家] 『金閣寺』など問題作を書いたりと創作活動が活発な時期。ボディビルなどを始めるのもこの時期。
〔文武両道―40代の挑戦]  『豊饒の海』や『サド伯爵夫人』などを執筆。ノーベル文学賞の候補に挙がる。
〔三島由紀夫の本棚] 整然と並ぶ本棚にはこだわりや雰囲気が充分に感じられた。かの明治の文豪夏目漱石の書斎も神奈川近代文学館で見たことがあるが、作家の仕事場には個性が出ていて大変興味深い。更に〔映像で知る三島由紀夫]、〔三島由紀夫ガイダンス]それに〔翻訳書紹介]などの展示品を観て回った。最近視力の衰えを感じているのでウィンドゥ越しに展示品やその解説を読むことが辛くなってきている。最後の展示品は企画もの。「美と孤独――帰ってきた『金閣寺』」。ううん、少し物足りない。館内の展示品鑑賞後に映像で三島の生涯と作品を見ていたら、鑑賞時間の1時間があっという間に過ぎてしまった。慌てて館外の庭にあるアポロン像をスマホで撮影して外に出た。4時12分の御殿場行のバスに乗らなければとバスに間に合うように最寄りのバス停まで走った。が、時間になってもバスは来ない、行ってしまったのか、果たしてバスは来るの?来ないとあと1時間半待ち、これは耐えられない、大変なことになる――。イライラが募るなか、バスは15分くらい遅れて到着した。乗車して驚愕、満員で乗客のほとんどは中国人やアメリカ人だったのだ。この観光客の何人かでも三島由紀夫文学館に立ち寄ってくれれば日本文化に触れられる絶好のチャンスだと思ったものだ。村の教育委員会も外国の観光客に向けにもっと情報発信をしたらと考えたほど。でないともったいない――。
今回の三島由紀夫文学館訪問は、過激な思想の側面はさておいて三島文学の代表作の一つ、『金閣寺』の企画展を覗くことだったが、これはプチプチ過ぎた。しかし、三島由紀夫の生涯と作品を垣間見ることができたことは筆者には収穫だった。
尚、三島由紀夫文学館のwebpageはこちらから→http://www.mishimayukio.jp

 

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【写真左から: バス停文学の森公園前   三島由紀夫文学館の看板   文学館の建物】

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2019/03/16

超人の面白ラーメン紀行 258 内幸町『Ramen デュエ Edo Japan』

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イタリアン・ラーメン系の醤油ラーメン(1000円)。フロマージュ(フランス語でチーズの意)や生ハムたっぷりのメニューもあったが、初めての店はオーソドックスなものや定番ものに決めているので醤油系に。チョーあっさりにしては値段は高め。内幸町という場所柄か。ワンタン添えが少な目の刻みネギ、メンマそれにチャーシューのトッピングに一味加えた格好だ。市ヶ谷、青葉台に続く3店舗目だとか。開店して2年、普通のラーメン店のイメージとかなり違ったオシャレな空間だ。


内幸町『RamenデュエEdo Japan』①スープ★★☆②麺★★☆③トッピング★☆☆④接客・雰囲気★★☆⑤価格★


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2019/03/06

移民・難民・米大統領

下記は「自由の女神像にあるエマ・ラザラス詩再考」の追記の部分を独立したコラムにしたもの。

追記6 2回目の米朝会談が昨日と一昨日ベトナムのハノイで開催されたが、結果は大方の期待を裏切り物別れに終わった。完全非核化と全面解除の交渉は、準備不足の謗りをまぬがれず不発に。2日目の会談ではトランプ大統領が途中打ち切って早目に退散した模様。核施設の完全撤廃が見えず経済制裁の全面解除は無理とのアメリカのトランプ大統領の判断だったが、極めて異例の深夜に記者会見した北朝鮮は、全面解除ではなく部分解除だと主張していて反論。核施設は寧辺だけではなく他にもあるとアメリカ側が指摘、北朝鮮側がアメリカがそこまで把握しているのかと驚きの様子を隠せなかったという現地の記者からの報告もある。日本の拉致問題については、帰国途中トランプ大統領から直接安倍首相に電話があり金正恩委員長に伝えたという。解決に向けた進展には至らなかった模様。
それにしてもだ、このタイミングでアメリカの議会では長年側近にいたコーン弁護士がロシア疑惑絡みの爆弾証言をした。この模様は全米にテレビ中継されたのでアメリカの一般の人々に知れ渡り少なからず衝撃を与えたはずだ。何せトランプ大統領を詐欺師と呼びロシア疑惑のメール問題など次々と暴いたのだ。ハノイで北朝鮮と会談して外交で稼ごうとした思惑が外れ崖っぷちに立たせられた格好のトランプ大統領だが、果たして彼のなせる技は?(2019年3月1日 記)

追記7 今度はアメリカ国内向けに国家安全性保障問題担当大統領補佐官のボルトン氏が米朝会談は成功だったと語った。次の会談の用意があるような含みを残して。何がどうだか分からない政治が横行している感じだ。某国の某首相も森友、加計問題に統計不正問題とはぐらかしやごまかしなど不誠実な対応が目立つ。政治家や官僚の答弁にもやもや感やイライラ感が募るばかりだ。劣化した政治と官僚、品のある質のいい人たちが出て来ないものか。少しは名大病院の医療管理システムに携わっている人たちを見習ってもらいたいものだ(NHKの番組「プロフェッショナル」を観て凄い人もいるもんだと感心したのだ。名大医学部医療安全の質・安全管理部長尾能雅教授だ。逃げない、隠さない、ごまかさない、をモットーに医療の現場で真摯に向き合っている姿に感銘。「人間はミスを起こす」との立場にたって横断的に医療事故を防ぐ危機管理を徹底させている。(2019.3.4 記)

追記8 昨夜IAEAの事務総長が北朝鮮の寧辺の核施設に何らかの動きがあった模様と発表した。(2019.3.5 記)

追記9 北朝鮮で核施設をミサイル発射が可能な状態に建て直しているとの報道。一方、アメリカは次の会談の用意があるとボルトン大統領補佐官が発表した。(2019.3.8 記) 

2019/03/05

超人のドキッとする絵画 33 すみだ北斎美術館 余滴

①超有名な名所浮世絵冨嶽三十六景 神奈川沖浪裏
②伊藤晴雨 葛飾北斎像 貧しき或る日の北斎老 柄澤齋 肖像XXXⅣ
③百物語さらやき 百物語しうねん
④開館記念図録 北斎の帰還 幻の絵と名品コレクション表紙

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2019/03/04

自由の女神像にあるエマ・ラザラスの詩再考

The New Colossus

Not like the brazen giant of Greek fame,
With conquering limbs astride from land to land;
Here at our sea-washed, sunset gates shall stand
A mighty woman with a torch, whose flame
Is the imprisoned lightning, and her name
Mother of Exiles. From her beacon-hand
Glows world-wide welcome; her mild eyes command
The air-bridged harbor that twin cities frame.
"Keep, ancient lands, your storied pomp!" cries she
With silent lips."Give me your tired, your poor,
Your huddled masses yearning to breathe free,
The wretched refuse of your teeming shore.
Send these, the homeless, tempest-tost to me,
I lift my lamp beside the golden door!"

(Emma Lazarus, 1883)

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【コラージュ Ⅰ】

「The New Colossus」(14行のソネット詩)筆者訳。

新しい巨像

かの有名なギリシャの巨像とは違い
土地と土地を支配の手足で跨ぎ
海に洗われ 夕日に染まる港に
立つのは力強い女性
稲妻を閉じ込め 松明を持つのは亡命者の母
広く世界に向け歓迎の光を照らす
優しい目が二つの街を囲む吊り橋の港を見渡す
「古い国々よ、華やかさをとっておくがいい」
と静かに語る
「疲れはてた 貧しい人たちを
自由の息吹を求め寄せ合う群衆を
海岸で惨めに拒まれた人たちを
わたしのところに預けてください
祖国もなく 動乱に翻弄された人たちを
わたしのもとに送ってください
わたしは松明を掲げて見守ろう
金色の扉のそばで !」

アメリカのトランプ大統領は6日、テロリストの対策を目的にした入国禁止の新大統領令を発令。イラクを除くイラン、シリア、リビア、イエメン、スーダン、ソマリアが対象国で、アメリカ入国を90日間禁止する。ビザやグリーンカード保有者は対象外。実施は3月16日から。移民の国アメリカが再び閉ざし始めたのだ。大義はどうであれ大きな外交政策転換であることは間違いない。空港などアメリカの入口で混乱が再び起こるかも。

アメリカよ!

自由と寛容さはどこへ行った?

追記 アメリカのトランプ大統領の移民政策が大きな波紋を呼んでいる。移民の国アメリカで移民をしめだす政策が親子分離の悲惨な扱いを招いていて国際社会から非難を浴びているのだ。(2018.7.24 記)

下記は最新の移民に関する「ニューヨーカー」の電子版記事→https://www.newyorker.com/news/our-columnists/immigrants-keep-coming-as-trump-grows-ever-more-hostile

追記2 明日11月6日はアメリカの中間選挙。メディアの報道によれば、上院では50対44で共和党が優勢で下院は202対195で民主党が上回っている。中米のホンジュラスなどからアメリカへ向けて移民キャラバンが続いていてその数4000人とも7000人ともいわれている。2600キロに及ぶ距離を徒歩で行進中なのだ。ホンジュラスでは政情不安が続いていて殺人などが日常茶飯事に起こっているという。それもアメリカの援助が削減されたからだとも。アメリカのトランプ大統領は、国境越えをおさえようと軍を派遣、6日の中間選挙前に移民問題がまた浮上している。寛容さをもった抜本的な解決策はないのか。一方、少子高齢化で働き手が不足している日本も他人事ではない。目先にとらわれず熟考した移民政策がまたれる。(2018.11.5 記)

追記3 先週の日曜日(2018年11月11日)に放送したTBS朝の番組「サンデーモーニング」でアメリカトランプ大統領の移民政策に関連したコーナーではアンカー役のジャーナリスト青木氏が、エマ・ラザラスのこの詩の一部を引用していた。それほどまでに若いニューヨーカーが書いたこの詩は移民のことを語ってあまりある。(2018.11.15 記)

追記4 メキシコとアメリカの国境沿いに壁を建設することで大統領と議会がその予算をめぐって揉め、決着がつかずに去年の12月から深刻な事態が続いている。一部の公務員は1ヶ月給料をもらえず離職する人たちも出て大混乱を引き起こしているのだ。トランプ大統領の選挙公約実現というが、移民の国で成立しているアメリカ特にトランプ大統領は、この詩にあるようにその原点を噛みしめて打開策を打ち出してほしいものだ。(2019.1.21 記)

2019年2月5日のトランプ大統領の一般教書演説についてニューヨーカー誌の記事。その記事を読むはこちら➡https://www.newyorker.com/news/current/trumps-dangerous-scapegoating-of-immigrants-at-the-state-of-the-union

追記5 トランプ大統領は2019年会計年度で国境の壁建設費に57億ドル(約6300億円)を要求したが、揉めに揉めて議会が可決した予算では13億7500万円。このためトランプ大統領が非常事態を宣言、議会の承認を得ず大統領権限で予算を組み替えて最大67億ドルの財源を捻出。これに対し、アメリカ議会の上下院の長(民主党ペロシ下院議長と上院シューマー院内総務)は、「議会の憲法上の権限を守るため、議場、裁判所、公衆の場、あらゆる機会を活用する」との共同声明を発表し、壁建設の阻止に全力を挙げる姿勢を示したと毎日新聞(2019年2月17日朝刊)が報道。(2019年2月17日 記)

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