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超人の面白読書 132 大西比呂志著『横浜をめぐる7つの物語』 2

第2章の「二つの開港記念日」は、長らく横浜史編纂に関わった著者でしか書けないややマニアックな事柄だ。それは行政史料などを丹念に読み込んでコトの経緯を調べあげた成果(明治大正期、開港50年祭は7月1日に実施していたが、1928年2月の市会で横浜港開港日の1859年7月1日は、日本の暦では安政6年6月2日だとの理由で開港記念日をこの日に決定し変更された。戦時中一時中止を余儀なくされたものの、戦後1950年に復活、1979年には市制90周年・開港120周年祈念式典が行われ、1981年、日米和親条約締結の地、大桟橋のたもとに横浜開港資料館がオープンした。―本文56頁から一部抜粋)だろう。この件に関して著者が開港資料館の研究員の言葉を紹介していたが、これが妙にリアリティーを持つから不思議だ。当時の有吉忠一市長の誕生日が6月2日との単純な理由からだったと。誕生日なら普通は忘れない。いかにもありそうな話だ。(続く)

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