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超人の面白読書 128 雑誌『うえいぶ』第50号 終刊号(2017年3月31日発行 ) 7

いわき風土記・人物編 上小川村@草野家の続き。執筆者関内幸介氏は草野心平の親戚筋の人で資料も手に入りやすい環境にあることは容易に頷けるが、そればかりではなく、いろいろな文献をよく調査し解読しているようだ。惜しいかな、解りやすい文章がほしいー。それはさておき草野家では病気で早世したり、子どもに恵まれず養子をもらって家督を継がせていたりと複雑な家族だったことがよく分かる。寺の過去帳を調べることだけでは分からないことが多いはずだが、関係資料を執拗に追った賜物だろう。江戸後期には椎茸栽培、福島県で初めて株式会社組織の牧牛共立社を明治初期に戸渡に設立、馬喰を使って牛集めをしていたことしかもチーズや粉ミルクまで製造してわずか20年弱で解散したこと、いわき銘菓「六段最中」を発明し販売していたことなど興味深い事柄が続々と出て来るではないか。日本で初めて株式会社の会社組織を横浜で創設したのは丸善(創業者は福澤諭吉の影響を受けた早矢仕有的で店名は丸屋商社、現丸善雄松堂)で、確か明治2年、そういった近代的なビジネスモデルが福島県しかも小川町で設立されていたのだ。
試しにネットで関連事項を検索してみたら、執筆者の関内幸介氏は戸渡の「やまのがっこう」(3.11以降は放射能の影響もあって休止中)などいろいろなところで講師や案内役をしている。

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