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超人の生真面目半分転生人語 12 公衆トイレ考

トイレ(便所)の話は古来様々なエピソードが語られ書かれているが、筆者が最近読んだ最たるものが文豪谷崎潤一郎が昭和初期に書いたエッセイ、『陰翳礼讚』のなかの厠についての考察だ。これはいちいち説明するほどでもあるまい。文庫本で読めるのでぜひ手にとって読んでほしい。ともかく彼なりの美学があり、含蓄があってオモロイ。昭和初期の、関西のトイレ事情がリアリスティックで、特に奈良に行ってトイレに入った話は秀逸である。
さて、前置きはこのくらいにして本題に入ろう。
いつもより比較的早く目が覚めたせいかー午前5時半過ぎかなー体調がイマイチで、肩が凝ったりして動きが鈍く、ひょっとしたら血圧が上がっているのかなと疑心暗鬼になりながら仕事で電車に乗ったり歩いたりしていた。そしてT駅北口で下車、小さい方の用を足すためトイレに入った。すると、 一面が水浸し状態なのだ。「何だろう、掃除したばかりなのかしら」と足元を注意して用足し状態に入った。そのとき掃除のおばさんが入ってきて、「何を、この水浸し状態は」とぶつぶつ言って不思議がっていた。筆者が「おばさんが掃除したんじゃないの」と言ったら、「いや、今から掃除するところなの」とおばさん、困った様子。「えっ、そうなの」と筆者。「それじゃ、一体どうなってるの」と筆者が呟き、辺りを見渡した。すると、左端の大きい方使用の洋式トイレの便器が異常をきたしているではないか、しかも汚物が浮かび水が満タン、すでに溢れ出した状態なのだ。少し距離があったから臭いはそれほどでもない。恐らくは何らかの原因でトイレが詰まり、便器から水が流れてトイレの床を水浸しにしたのだ。ということは、水浸しになったところには汚染されたものが混じっていたことになりはしないか。あぁ、汚い。しまった!それにしても大きい方の用を足した人は酷い、自分の始末もできず垂れ流しとはー。やりきれない気持ちだ。公衆トイレの最低限のマナーは遵守してもらいたいものだ。掃除のおばさんが可哀想。見てしまったことの強い憤り、残像が瞼に残った。次に入ったY駅東口出口を過ぎた地下街端のトイレの清潔なこと、先ほどのトイレとは段違いだった。気持ちが晴れ晴れしたことは言うまでもない。世界一清潔な都市は東京だと1週間ほど前にテレビのニュースでランキングを伝えていたが、まだまだの感を強くした。よく利用するT駅もリニューアルしたにもかかわらず、公衆トイレのマナーが悪いのか相変わらず汚い。定期的に清掃しているはずなのに。特に夕方から遅い時間が酷い。皆が利用するトイレだからマナーを守ってきれいに使いたいもの。家人曰く、駅の女子トイレも汚くて入りたくないっー。
これはスカトロジー(糞尿趣味)の話ではないのだ。


追記  今朝のネットには常磐線の電車の中で長椅子めがけて立ち小便をしている輩が映し出されていた。夜遅くのここの車両は人がいなかったようだが、とんでもない勘違いである。別に酒に酔っていたわけでもないらしく、次の駅辺りで下車していったという。全く呆れてしまう。恐らくこの車両は即取り換えものだろう。JRの方もこんな乗客がいて大迷惑に違いない(2017年4月27日 記)。

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