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2016年7月

超人の面白テレビ鑑賞 終戦スペシャルドラマ・百合子さんの絵本~陸軍武官小野寺夫婦の戦争「スバイが暗躍する北欧、ムーミンの翻訳者の感動実話!」

第二次世界大戦中に北欧リトアニアで6000人のユダヤ人などを救った、外交官杉原千畝の人気は衰えるどころか益々高まっている。今度はイスラエルに杉原千畝通りができたとメディアが報道していた。命を省みず平和への偉大な貢献を果たした人物だ。さて、これまた北欧もの。戦争に翻弄された夫婦の絆を扱った土曜スペシャルドラマを観た。スウェーデンのストックホルムを舞台に繰り広げられた情報争奪戦を扱ったドラマで、小野寺百合子役の女優薬師丸ひろ子が夫の小野寺信役の香川照之と好演技を披露、飽きさせない90分だった。終戦スペシャルドラマと銘打ったテーマは、ある駐在武官夫婦の戦争中の知られざる真実だ。第二次世界大戦中、欧州の動向を探るため、スウェーデンのストックホルムに赴任した小野寺武官、そのあと子どもをおいて夫人もかの地へ。武官の夫を手助け秘書的な仕事をこなす。子どもの命を気遣い悲痛な気持ちになるも押し殺しながら、夫が極秘情報を入手したものを暗号化して日本の参謀本部に打電する仕事を続ける。そんな中、ヤルタ会談の極秘情報を入手し日本へ打電するも返事はなく無視され、日本はそのまま敗戦。戦後百合子はスウェーデンの児童文学などの翻訳の仕事に従事、夫は沈黙し続けるが、ある出版社が企画した座談会(当時の関係者を呼んで真相を語り合う)にようやく出席し自分の意見を述べる・・・。
NHKドラマのHPには、駐在武官の夫とともに諜報の最前線を生きた女性の姿を通じ、夫婦の愛と絆を描くスペシャルドラマ、と書かれていた。平和を求めて命懸けで闘った夫婦にはやはり愛と絆があった。筆者は小野寺百合子・信夫妻には偶然丸ビルのスウェーデン社会研究所で会ったことがある。本の出版の関係でこの研究所を訪ねたのかも。もう大分昔のことだ。記憶は益々不鮮明になりつつある。今世界のあちこちで不可解な事件が起きていて尊い命が奪われている。平和を求めていくことがいかに大切か━。歴史から学ぶことの好例の一つがここにあるような気がする。

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超人の面白翻訳鑑賞 西脇順三郎作「雨」のドナルド・キ―ンの英訳 余話

以前にこのコラムで西脇順三郎の詩「雨」のドナルド・キ―ンによる英訳を掲載したが、その原文も入った原書を京都に出張の折に所蔵機関の図書館へ出向き、特別に許可を得てコピーを取った。今から30数年前にニューヨークで刊行されたもの。タイトルはDAWN TO THE WEST Japanese Literature of the Modern Era POETRY, DRAMA, CRITICISM、版元はHOLT, RINEHART AND WINSTON。その中の西脇順三郎の項目をコピーしたのだ。この西脇順三郎の項目の最後にドナルド・キ―ンが西脇詩の特徴を次のように簡潔かつ的確にまとめている。

The expression is indirect and sometimes even obscure, but the beauty of the imagery can be intuitively felt, and the mood of each poem is securely established. The effects achieved may suggest those of traditional Japanese poetry in the ecomomy of means and the skillful juxtaposition of imagery, but Nishiwaki's poetic past is European rather than Japanese. Nevertheless, the language he uses is Japanese, the landscapes before his eyes or in his mind are Japanese, and he has found in such poetic features as an intense feeling for the seasons a cogruence between his European tastes and Japanese tradition. He is an international poet who has exercised a frofound influence on the poetry of one nation.

DAWN TO THE WEST Japanese Literature of the Modern Era  POETRY, DRAMA, CRITICISM
の西脇順三郎の項目の原文を読むはこちら。「20160729134005.pdf」をダウンロード
DAWN TO THE WEST Japanese Literature of the Modern Era  POETRY, DRAMA, CRITICISM P.323-P.335からの引用。


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超人の面白ラーメン紀行 214 神田神保町『きたかた食堂』

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神保町の靖国通り沿いの『富士そば』があったところに、2016年7月19日にオープンした『きたかた食堂』。蔵出し醤油らーめん、清湯醤油、中太平打麺それに静岡県清水港の鮪が売りのニューウェブ系喜多方ラーメンだ。開店してまだ1週間、若いスタッフが明るく振る舞っていたが、まだ慣れていないせいか段取りが悪く、注文の品を間違えて客を不愉快にさせた場面も。そこは若者組、丁寧な客さばきで一件落着。
筆者が入った午後2時頃には蔵出し醤油らーめんは売り切れだったので、味噌らーめん(700円)を頼んだ。カウンター中央の左寄りに座り、注文の味噌らーめんを待った。厨房では鮪が中心の海鮮丼が盛り付けられていた。え、海鮮丼も扱ってるんだ、と多少不思議感が。うちは清水港の鮪をリーズナブルな値段で提供できるんです、と男性店員。鮪はラーメンと合うんですよとも。見れば壁に鮪とラーメンとの相性の良さをアピールした文字が一杯。それにつられた魚好きの筆者がサイドメニューの鮪の刺身(480円)を追加注文。初めは海苔で巻く鮪を出してきたが、お客さん、鮪の刺身でしたかと聞き返されたので、そうですと言ったら出してきたのが上の写真。柔らかくて新鮮な大トロと中トロ。美味。初めに出された巻きの鮪はサービスしますと女性の店員。ラッキーである。さて、肝心の味噌らーめんはスープがまろやか、太平打ち縮め麺に馴染む感じ。味噌味は近くの札幌ラーメン系の『うち田』と通じる味かも。生っぽいモヤシのシャキシャキ感はないものの、こちらの方がやや洗練された印象を受ける。トッピングのメンマ、刻みネギは定番のそれ、チャーシューは歯応えがあって噛み具合、味ともまあまあ。筆者的には海苔がほしかった。
それにしても思い出されるのは、もう25、6年前にJR代々木駅徒歩3分のところにあった喜多方ラーメンの店だ。当時勤めていた会社の同僚が、JR代々木駅に喜多方ラーメンの店が出来たのを知ってた?と訊かれて訪ねたのだった。味噌味、縮れ麺、メンマなど新しい感覚のラーメンで店内も蔵の街をイメージした造りになっていた。その駅前通りの左角にあったラーメン店が喜多方ラーメンとの初めての出会いだった。東京進出のさきがけとなった店かも。筆者が飽きたのか、しばらく喜多方ラーメンから遠ざかっていたのだ。そして久しぶりに入った喜多方ラーメン店は、若者組が運営するキタカタ ニューウェーブが担うコンテンポラリーな店として発信し始めたようだ。

『きたかた食堂』1.スープ★★2.麺★★3.トッピング★☆4.接客・雰囲気★☆5.価格★☆


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追記 醤油らーめんが食べたくてこのあと2度ほど訪ねたが、いずれも売れ切れと言われた。がっくり。実は醤油らーめんはすでに止めてるみたい。それならそれなりにメニューから外すなりきちっとした対応をしてもらいたい。タンタン麺を出すとか予告もいいけれど、要はブレないで営業してほしい・・・。

追記2 蔵出し醤油らーめんが間に合わなかったのか(どこまで本当なのかは分からないが)、今度は店に8月8日再開決定と貼紙が。偶然に店の前を歩いて気づいた。今日この店は閉まっていた!(2016年8月3日 記)

追記2 8月8日、生前退位の意向を示されている天皇陛下の異例のお言葉がメディアで流れる日の午後2時過ぎに再三チャレンジして「蔵出し醤油ラーメン」をゲット。値段はまあまあ(650円)だったが、味はチョット、ゴメンといったところ。ありきたり、またしても肩透かしだ。

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超人の愛用の筆記具 モンブランの万年筆ほか

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筆者の愛用の筆記具。


書き記し使い分けては光堂


追記 大昔高校時分にペリカン万年筆が特に気に入っていたS.N君がいた。当時筆者たちは放課後比較的大きな文具店に通っては万年筆談義に花咲かせたものだ。風邪の便りでは彼は高校の理科の教師になったらしい。教師の息子で環境がそうさせたのか冷めていたが、温かみもあった。もう定年だろう。万年筆といえばS.N君を思い出す。

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クロカル超人が行く 196 横浜ユーラシア文化館特別展『ギリシャ考古学の父 シュリーマン』

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土曜日の昨日用事で横浜馬車道辺りに出掛けた。ついでに徒歩10分の横浜ユーラシア文化館に寄った。20ヶ国語を独学でマスターしたといわれている語学の天才しかも商才に長けて巨万の富を築き、後に考古学者としてトロイア遺跡、ギリシャのティリンス遺跡を発掘して有名になったハインリッヒ・シュリーマン、そのシュリーマン関連の貴重な資料130点が今公開中でそれを観たかったからだ。目玉展示は初公開のティリンス遺跡原画だが、筆者的にはシュリーマン自筆の生の手紙2点を観たかった。惜しくもこの日は公開日ではなく、生の手紙2点を同時に観られるのは8月11日だと係員。残念!また、出向くつもり。今回のような人を待たせての鑑賞(用事の合間に鑑賞)は時間的にも制限されるのでじっくり鑑賞できなかった。規模は小さいが、幕末に来日して日本旅行記を書いたあのシュリーマン先生、筆者も読んで書評を書いた(この書評を読むはこちら→http://crocul.cocolog-nifty.com/callsay/2005/06/11_abc3.html続編はこちら→http://crocul.cocolog-nifty.com/callsay/2005/07/11_6f4d.html)。この横浜ユーラシア文化館では特別にこの本に着目して浮世絵や写真などを使ってシュリーマンが見聞した横浜、町田、八王子、江戸の浅草、吉原などを追っている。記述に間違いもあるが、観察眼鋭く面白く読めるのだ。今で言う異文化体験である。
展示構成は、シュリーマン(1822-1890)の生涯、シュリーマンが魅せられた世界 古代ギリシャの文化、ギリシャ・ティリンス遺跡の発掘とシュリーマン直筆の報告書、19世紀 黎明期の考古学 発掘合戦から科学的な報告へ、シュリーマンの眼差し 古代エジプトへの情熱。今更ながらシュリーマンの古代への情熱のすごさに圧倒されると同時に、ギリシャ文化の繁栄ぶりを象徴した優れた文物にも驚かされる。2016年9月6日まで開催。

横浜ユーラシア文化館で配布されている簡単な資料を読むはこちら。→「20160725113349.pdf」をダウンロード

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超人の生真面目半分転生人語 7 直近のニュースから

永六輔に続いて大橋巨泉死去のニュース。昭和のラジオやテレビの申し子が多大な影響を与えて逝った。永六輔作詞・中村八大作曲の「上を向いて歩こう」は筆者も好きな曲だが、その歌詞の誕生にまつわる話が泣かせる。60年安保の挫折、いな失恋からと真相は明らかではないが、やさしくやわらかな歌詞に込められた思いはどれほどだったろうか。ラジオパーソナリティーとしての軽妙な語り口は人気で多くのファンを獲得したばかりではなく、平和への思いも人一倍強かった。筆者は大分前に新幹線でたまたま隣に乗り合わせた永六輔氏を見ている。蛍光ペンでしきりにマーキングしているのを目撃。講演会かラジオ収録かはたまた旅番組でのロケ行だったか・・・。また、大橋巨泉は「11PM」(松岡きく子と司会)や「ゲバゲバ90分」(前田武彦等と共演)や「世界まるごとHow much」(ビートたけしを起用)などの一世を風靡した超人気テレビ番組に出演していた。「僕はねぇ…」と少し人を食ったような語り口が印象的だった。しかし、この人も平和への思いが強かった。自からの戦争体験が根っこにあったのだ。もっと長生きして今の政治に鋭い舌鋒でコメントしてほしかった。合掌。

追記 そう言えば、「恋のバカンス」などのヒット曲を数多く放った、名古屋出身の「ザ・ピーナッツ」の妹、伊藤ユミさんも亡くなっている。享年75歳。昭和歌謡のスターがまた一人いなくなった。日テレの音楽バラエティー「シャボン玉ホリディー」が懐かしい。

追記2 先週はピアニストの中村紘子さん(72歳)、元横綱の千代の富士(61歳)の訃報。中村紘子さんは大腸癌、元千代の富士は膵臓癌で逝ったが、クラシック音楽界の永遠のマドンナ、もう一人はウルフの愛称で小さいながら力強い相撲をみせてくれた角界の実力者だ。早すぎた死が悼まれる。中村紘子さんの夫は小説家の庄司薫氏だが、『赤頭巾ちゃん気をつけて』をはじめ何作か書いて文学界から遠ざかった。その動向が謎だった。中村紘子のエッセイのゴーストライターなどと囁かれていた。最近のネットでは投資家でその腕はプロ並みだとか。14億円損失しても取り戻した実績もあるという。そうだったのか、庄司薫よー。今は奥さんを亡くしてさぞ悲しんでいるはず。中村紘子さんや元千代の富士関は、本業以外にもその華やかさや茶目っ気振りで人気だった。合掌。(2016.8.4 記)

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クロカル超人が行く 195 帝国ホテル インペリアルバイキング『SAL』再訪

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8年振りで帝国ホテルのインペリアルバイキング『SAL』を再訪。打上を兼ねての慰労昼食会だ。初めての方がほとんどで筆者だけが2回目。以前に比べて料理の種類は抑え気味だが価格は約10%くらい上がった感じ。17階の窓側、外は晴れ間が見えて夏本番さながら。舌鼓、舌鼓、ああ、舌鼓。7皿を平らげて平気な女性も。

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超人のジャーナリスト・アイ 165 スウェーデンの小新聞に「Pokémon Go」の記事

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Många vill fånga monster i Pokémon Go

Ett nytt spel för mobiler
har blivit väldigt populärt.
Det heter Pokémon Go
och är nu det största spelet
för mobiler i USA.
Över 21 miljoner personer
spelar det.
Spelet handlar om att jaga monster.
För att fånga monstren måste spelarna
gå ut på gatorna där de bor och leta.
Monstren finns inte på riktigt.
Spelaren kan bara se dem
på sin telefon.
Men spelaren måste ta sig
dit där monstren är på en karta
för att få poäng i spelet.
Nu finns spelet också i Sverige.
I torsdags fick Arvid Nordvall i Norrbotten
ett oväntat besök.
En man knackade på dörren
och ville komma in.
– Han sa, Ursäkta men ni har
en Pokémon i hallen. Kan jag få
komma in och blippa den?
berättade Arvid Nordvall.

från 8 Sidor.
2016ー7ー15

『Pokémon Go』の最新情報公開サイトはこちら
👉http://www.pokemon.co.jp
任天堂のゲーム『ポケモン ゴー』がアメリカをはじめ世界的に大人気だ。“多くの人がポケモンゴーでモンスターを捕まえられる”というのはこの記事のタイトル。アメリカでのポケモン人気を紹介している。ポケモンゴーは今や2100万人以上の人がゲームに興じている最強の スマホゲームだ・・・。

追記 昨夜のテレビのニュースではこの『ポケモンゴー』のスマホゲームについてその超人気振りを報道していた。アメリカでは6500万人がこのスマホゲームに興じていて交通事故まで起きているという。日本の解禁日はそろそろだというが、安全性が確保されるかどうかがポイントらしい。(2016.7.21 記)

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クロスカルチャー出版主催 第10回文化講演会 エトセトラ 3

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JR両国駅近くの居酒屋で行われた文化講演会後の懇親会。

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クロスカルチャー出版主催 第10回文化講演会 エトセトラ 2

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講師の水本先生が大当たり。美味なマグロの刺身にありつけた。先生もご機嫌でした。

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クロスカルチャー出版主催 第10回文化講演会 エトセトラ

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今回の文化講演会は開始時には生憎の雨模様だったが、終了時には雨は上がっていた。内容は濃く、聞き応えのある講演だったとの声が多かった。場所を移して土俵のある居酒屋でのショウも面白かった。

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クロスカルチャー出版主催 第10回文化講演会 開催の告知

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