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2015/10/19

超人の面白時事 国立大学通知の波紋 3

更に時系列で追ってみよう。毎日新聞2015年9月27日の記事から。「学術会議の幹事会で、文科省の担当局トップ、常盤豊・高等教育局長が30分にわたって通知の「真意」を説明した。その趣旨はこうだ。「大学は、将来の予想が困難な時代を生きる力を育成しなければいけない。そのためには今の組織ままでいいのか。子どもは減少しており、特に教員養成系は教員免許取得を卒業条件としない一部の課程を廃止せざるをえない。人文社会科学系は、専門分野が過度に細分化されて、たこつぼ化している。養成する人材像が不明確で再編成が必要だ。局長からの説明を受けた大西会長は報道陣に「改革の必要性はその通り」と話し、理解を示しつつもこう付け加えた。「通知を何度読み返してみてもそう理解できない」。通知の経緯は、文科省が大学側と協議しながら進めてきた「ミッションの再定義」と呼ぶ作業にさかのぼる。各大学・学部の強みや役割を整理する狙いだった。そして文科省が昨年7月にまとめた文書は、教員養成大学・学部の一部の課程について「廃止を推進」を明記した。人文社会科学系には「組織のあり方の見直しを積極的に「推進」としていて、「廃止」の文字はなかった。ところが、今年6月に大学向けに出した通知は、人文社会科学系を「廃止」の対象に含めてしまい、大きな反発を招いた。文科省幹部は「通知を作った役人の文章力が足りなかった」とミスを認め、自身の名で出した下村博文文科省は今月11日の記者会見で「廃止は人文社会科学系が対象ではない。誤解を与える文章だったが、(通知の)一字一句まで見ていない」と釈明した。そもそも誤解を招く「通知」をなぜ書いたか―。新国立競技場の建設といい、オリンピックのエンブレムといい、文科省はブレまくっている!どれをとってみても責任の所在が不明瞭だ。(続く)

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