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超人の面白読書 104  『SF作家オモロ大放談』

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昭和51年(1976年)いんなあとりっぷ社刊の『SF作家オモロ大放談』。38年前の古い本だが言いたい放題で実にオモロイ本だ。星新一、小松左京、筒井康隆、平井和正、豊田有恒、矢野徹、石川喬司と大伴昌司の著名なSF作家8人の雑誌での放談をまとめたもの。今やそのうち4人は物故者だ。抱腹絶倒。一味も二味も違う可笑しな社会論、政治論に経済論さらに文化論、若者論、恋愛論にまで及ぶ。ナンセンス、スカトロジー、愉快なセックス談義、一風変わった趣味の話など言いたい放題。いやはや、作家の下品も極まれりとはこのことか。決して読んで得したとは思わないけれど、愉快爽快痛快だった。小松左京の博識にもこれまた再認識した次第。
くだらない、くだらない、ああ、くだらないと思いながら読んでしまった。1970年代の匂いがぷんぷんするオモロイ本だ。目次は下記の通り。

インフレ・貨幣制度・食料・スパイ・そして‥…   
小松左京 筒井康隆 星新一   

食物としての人間の自己完結性
小松左京 筒井康隆 星新一

霊魂と肉体の生態系 
小松左京 筒井康隆 星新一  

70年代を恐怖にまきこむ5大問題
小松左京 筒井康隆 星新一

バラ色にしよう、キミの未来 
大伴昌司 小松左京 筒井康隆 平井和正 星新一

灰色にしよう、キミの未来
大伴昌司 小松左京 筒井康隆 星新一 矢野徹

どう変わる? 未来の男女関係
石川喬司 大伴昌司 小松左京 筒井康隆 星新一

純粋趣味批判《ペット編》
小松左京 筒井康隆 星新一

純粋趣味批判《収集編》
小松左京 筒井康隆 星新一

純粋趣味批判《刺青編》
小松左京 筒井康隆 星新一  

宇宙、革命、戦争、ンが!…なのだ
小松左京 豊田有恒

SF作家が語る1970年 
大伴昌司 小松左京 筒井康隆 星新一

告発的青春時代《純愛編》
小松左京 筒井康隆 星新一

告発的青春時代《青雲編》
小松左京 筒井康隆 星新一  

我らの青春を語る
小松左京 筒井康隆 豊田有恒 星新一

実は星新一を調べていてこの雑誌を見つけた次第。序にこの雑誌はスポンサーが異質でユニークな雑誌だった。肌触りは柔らか。確か詩人の金子光晴がオモロイ老人として登場していたし、田村隆一も載っていたかな。T駅降りてすぐにあったB書店(入口付近には雑誌が山のように積んであったが今はない)でよく立ち読みをしたことを昨日のように覚えている。
星新一の語りを読んでいるうちに、彼が発明した架空の鳥「ホシヅル」の話が本文253ページに載っていたのだ。

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