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超人の面白読書 103 六草いちか著『それからのエリスーいま明らかになる『舞姫』の面影』 16

小説『舞姫』に登場する「エリス」のモデルが「エリーゼ・ヴィーゲルト」であることを精緻かつ徹底的な調査によって論証、鷗外研究に転機をもたらした前著『鷗外の恋ー舞姫エリスの真実』(本書【著者紹介】)の2年後に書かれた本書だが、前著に劣らずインパクトのある内容だった。ルーツィことエリーゼ・ヴィーゲルトの写真を発見して掲載、マスコミを賑わした。そしてその記事に筆者も飛びついた。本書が発売されて1年近くが経つ。著者はあとがきで「鷗外とエリーゼ、このふたりにあったのは、まさしく純愛だった」と書く。著者の正直な感想だ。いろいろと実証の面白さを堪能してもらった。最後に叶わぬ夢を。18歳頃のエリーゼ・ヴィーゲルトの写真が見たかったー。
筆者は、長く持ち歩き過ぎたこの本から解放されたので、今度は津和野の森鷗外記念館を訪ねてみたい。ついでに筆者の好きな萩焼の里も巡ってみたい。どんな出会いが待っていることやら。その前に六草いちか氏の次なる発見の本が出たりして……。

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