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超人の面白読書 103 六草いちか著『それからのエリスーいま明らかになる『舞姫』の面影』 11

前後したがモノグラム型の話だ。
著者六草氏は鷗外の妹喜美子の回想を引用している。

エリスといふ人とは心安くしたでせう。大変手芸が上手で、洋行帰りの手荷物の中に、空色の繻子とリボンを巧につかつて、金糸でエムとアアルのモノグラムを刺繍した半ケチ入れがありました。(「森於菟に」)

手芸の道具を鷗外が所有しているというのは不思議だが、喜美子のこの証言から鷗外の長男於菟は、「砂に書かれた記録」に、このプレートはエリーゼの形見だったのではないかと書いている。著者は前著でモノグラム型を実際に入手して調べた結果、「砂に書かれた記録」で於菟が錫版と記したモノグラム型は銅板だったのではないかと推測する。また モノグラム型の特注品説の植木哲氏を退けて「ブリキ」のようなものだと書く。〈続く〉

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