« 文化講演会の案内 クロスカルチャー出版主催 第9回文化講演会 落合 功先生「徳川時代の平和」 | トップページ | 超人の面白読書 103 六草いちか著『それからのエリスーいま明らかになる『舞姫』の面影』 7 »

超人の面白読書 103 六草いちか著『それからのエリスーいま明らかになる『舞姫』の面影』 6

本書の目次で特に筆者が惹かれた箇所は、意外にも第5章 後ろ姿が見えてきた 3 地図を広げた石の段のところだ。千葉県日在にある森鷗外の別荘での話。次女杏奴の『晩年の父』を引用しながら著者は現場に出かけて書いている。
夜娘杏奴を連れて川岸の階段で一休みし、ベルリンの地図を広げて物思いに耽る晩年の鷗外ー。地図を見ながら遥かベルリンにいるエリーゼを思いつつ‥‥。しかし、エリーゼとの再会はもはや果たせない、このやるせなさが行間から伝わって来るのだ。この思いとは些か違うが、似たようなことが筆者にもあって長い年月を越えて近い将来再会できるか?ドイツより北の国、しかし、大雑把にしか居場所が分からない。
鷗外の心境、分からないでもないが。ロマンチックといえば格好良いが、鷗外先生は些か年を取りすぎたー。

|

« 文化講演会の案内 クロスカルチャー出版主催 第9回文化講演会 落合 功先生「徳川時代の平和」 | トップページ | 超人の面白読書 103 六草いちか著『それからのエリスーいま明らかになる『舞姫』の面影』 7 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/77059/59982497

この記事へのトラックバック一覧です: 超人の面白読書 103 六草いちか著『それからのエリスーいま明らかになる『舞姫』の面影』 6:

« 文化講演会の案内 クロスカルチャー出版主催 第9回文化講演会 落合 功先生「徳川時代の平和」 | トップページ | 超人の面白読書 103 六草いちか著『それからのエリスーいま明らかになる『舞姫』の面影』 7 »