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超人の面白読書 103 六草いちか著『それからのエリスーいま明らかになる鷗外『舞姫』の面影』 2

筆者はこの本が去年刊行されてからずっとカバンに入れて持ち歩き、時間の許す限り電車の中で読んできた。いつものことで他に同時並行して読んでいる本や定期購読している雑誌などがあって、その雑誌も読みながらだから大分持ち歩いてしまった。それでこれはいかんと気合いを入れ直して残る100ページを一気に読み通したのだ。残る100ページからは、それまでの展開と違って、行間にある発見に向かうエネルギーが感じられ、ストーリーが急展開して、さながら推理小説を読むようだった。筆者は思はず吸い込まれてしまった。この作家の実証にかける執念のようなものが読む側にそうさせた。そして、電話帳から特定の名前をピックアップして電話をいくつかかけ終えた後に、「はい、ルーツィ(エリーゼ)の親戚のものです。ルーツィ(エリーゼ)が日本に行ったことは聞いています」と告げられたときの著者の驚きはいかようだったか想像がつく。興奮して手が震えていたと書いている。その子孫がエリーゼの写真を持参していたのだ。1908年〜1918年、日本だと明治41年〜大正6年の写真。チェコの温泉保養地カルロヴィ・ヴァリで撮影されたものと推測。エリーゼ41歳~52歳と推定。ついにエリーゼの写真の発見にこぎ着けたのだ。これは一大事件なはず。〈続く〉

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