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超人の面白読書 94 木村誠著『危ない私立大学 残る私立大学』 2

毎日新聞のコラムにある記者が書いていたが、大学生の”勉強”時間をヨーロッパ並みに多くする施策を文科省が打ち出しているという。今頃気づいたかと少し遅すぎた感を持つものの、やはり実現した方が良さそうだ。とにかくアルバイトも大事(という筆者もその一人だった!)だが、若い時の知的吸収力はそれより大切。その昔は講義にでなくとも自由かつ自主的に勉強していたが、今は講義の出席率がかなりいいらしく、先生がきちっと講義に来ないと怒るらしいのだ。例の講義評価に表れているのかも。でも学力の低下は何を意味するのか。それは推薦入学やAO方式入学や入試制度そのもののあり方に起因しているに違いないのだ。所謂制度疲労だ。また、大学の思惑もあるからややこしいようだ。アメリカみたいに入り易く出にくくすればいい。が、それでは特に約600校ある私立大学は財政的にも成立しなくなってしまう。少子化傾向もあって今や4年間保証付きの員数がどうしても必要なのだ。大学院生を増やした結果もいろんな意味でマイナス効果。
さてさて、それではそんな柵の中で現状打破を図るにはどうすれば良いか。生き残りをかけて各大学の知恵比べが始まっているのだ。本書がその辺の最新事情をリポートしている。例えば、関西大学の社会安全学部、同志社大学のグローバル・コミュニケーション学部(更に元中学校跡地に地域社会学部を創設する予定とかーこれは今年2月にある研究者から直接聞いた話。新学部の名称は正確でないかもしれないが)・・・。

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