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超人面白読書 92 井上理津子著『さいごの色街飛田』 2

この本に関連した海外の最近のニュースを二つ。
一つは、カナダオンタリオ州最高裁がカナダ憲法は売春婦の安全な環境で働き得る能力を不当に差別していると売春宿の合法化を認める従来にない判決を下したニュース。もう一つは、コロンビア北部カルタヘナで米州サミット開幕前のオバマ大統領の警護要因チーム11人がホテルで売春をしていたニュース(いずれもCNNの携帯ニュースから)。二つとも大胆だが対照的だ。

さて、『さいごの色街飛田』の話に戻そう。まずタイトルの「さいご」が「最後」でない理由が分からない。パソコンでつい「最後」と打ってしまうから慣れは怖い。著者の思い入れ、それとも編集者の知恵、いずれにせよ、単なる感覚の問題だろう―。それより筆者ならタイトルを『最後の色街 飛田を歩く』と付けたいところ。この書評では詳細を追うより特に構成や叙述が印象的なところを中心に書いてみたい。そんなの映像的に入ればお終いや、と言われそうだが…。

どうやらこの本を書く動機は、著者の友人の、

あの町はいずれなくなるから今のうちに記録に留めたら、

という一言だった(本書はしがき)。著者は長らく住んだ大阪を離れて今は東京住まいらしい。(つづく)

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