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超人の面白読書 86 吉村昭著『三陸海岸大津波』 5

 この『風俗画報』のディテールをもっと見たいと考えたが、今は先を急ぎたいのでカット(判り次第アップしたい)。余波の章の短いページもおさえておきたい。津波史。これは一応本文から書き写そう。

1.貞観11年5月26日(869年7月13日)大地震で死者多数。家屋の倒壊甚大、津波来襲、死者1000余名(三代実録」による)。
2.天正13年(1585年)5月14日。津波来襲。
3.慶長16年(1611年)10月28日。地震後大津波。伊達領内で死者1783名。
4.慶長16年11月13日。大地震後、津波三度来襲。溺死者約5000名(「駿有政事録」。
5.元和2年(1616年)7月28日。強地震後、大津波。
6.慶安4年(1651年)宮城県下に津波来襲。
7.延宝4年(1676年)10月。三陸海岸一体大津波。
8.延宝5年3月12日(1676年4月13日)。三陸沿岸岩手県下数十回の地震後津波。宮古、鍬ヶ崎、大■浦等で家屋流失。
9.貞亭4年(1687年9月17日)塩釜、宮城県下に津波来襲。
10.元禄2年(1689年)三陸沿岸に津波。
11.元禄9年(1696年)11月1日。石巻に津波来襲、船300隻さらわれ、溺死者多数。
12.亨保年間(1716―1736年)に津波あり。田畑に海水、人畜に被害なさし。
13.宝暦元年(1751年)4月26日。高田大地震余波、岩手県下に津波。
14.天明年間(1781―1789年)に津波来襲。
15.天保6年(1835年)仙台地震で津波、人家数百が流失、死者多数。
16.安政3年(1856年)7月23日午後1時頃、北海道南東部地震で三陸沿岸に大津波。
17.明治元年(1868年)6月、宮城県元吉郡地方に津波。
18.明治17年(1894年)3月22日午後8時20分頃、岩手県沿岸に小波。これに続いて、明治29年6月15日に大津波発生。

 作者作成の年表でこの地域が昔から地震や津波に悩まされ続けてきたことが理解できる。〈続く〉

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