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5月の詩 遠い記憶 近い叫び

遠い記憶 近い叫び

夢から覚めて
歩行し始めた
5月

青葉繁れる季節に
会釈しながら
独り歩き

かつての浜街道から
宮城野そして三陸
陸奥へ

夢を売りに
行商よろしく
本屋を訪ねた旅は
今や一本のかぼそい
記憶となって漂う

水戸では
日立では
湯本や平では
どうだった

浪江
原ノ町
相馬

そして仙台
それから石巻
釜石、気仙沼
大船渡に陸前高田

それから八戸
いや盛岡に行った―

夢を売る商売も楽じゃない
夢が埃をかぶっていたか

遠い記憶を辿った

奥の細道は
細く長いそして深い

今3.11以後
天空は何処

地の底に黒い雨
這いずり回る地霊

ぼくらは
おれだちは
あだしらは

一体何をしたと言うのだ

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