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超人の面白読書 67 PR 雑誌「學鐙」最新号を読む 2

 リベラルアーツ、この響きはアメリカの大学の「教養教育」を想起させる。この20年位日本の大学における教養課程の問題がずっと話題になっていて関連書も出ている。大分前に筆者は“教養”問題でテレビ討論していた東大の小林康夫先生や京大の筒井清忠先生を思い出すが。今はそれどころか学生の学力低下が問題になり、教養課程以前の補習を行っている大学が多い。少子化でどこの大学でも学生を確保したいがために副作用も出ているのが現状らしい。教養部や教養学部はほんの一部の大学に残っているにすぎない。
 今回の「學鐙」第107巻 第1号は読み応えがあった。順を追って並べてみよう。村上陽一郎、教養教育の将来、亀山郁夫、世代間の戦いとしての教養、淡路剛久、法科大学院とリベラルアーツ、西尾隆、リベラルアーツこそ大学の原点、山影進、戦争を知らない子供たちから質問のできない子供たちへ、潮木守一、教養教育と価値教育、渡辺正、自然科学とリベラルアーツ、小池田冨男、現代経済とリベラルアーツが特集記事。こればかりではない紅野敏郎の連載「學鐙を読む(197)」―渡辺一夫や青山南の読書案内「長い長いしっぼの先」も読ませる。これで44ページ、通勤電車の中からはみ出して歩行中まで読み耽ってしまった。危ない、アブナイ―。それだけ面白かった。たまたま筆者と関心事が一致したと言うことか。〈続く〉

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