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超人の面白読書 48 最近買い込んだ本

最近買い込んだ本。

1. 加藤周一編『ハーバート・ノーマン 人と業績』(2002年 岩波書店)

以前に確かこの外交官・日本研究家・歴史家の断片を読んだことがあったと記憶しているが。主に歴史家のアンソロジーだが、結構読めるし、再評価は当然と言えば当然だろう。

2.水村美苗著『日本語が亡びるとき』(2008年11月2刷 筑摩書房)

今年後半の話題の書。刺激的なタイトルは読者をさらにエキサイトさせる。評価は分かれるところだが、総じていいみたい。筆者は雑誌で読み、書評をこのコラムで書いた。第3章までで4〜7章は未読だ。できれば全部雑誌に載せて欲しかったが、雑誌は新潮社、書籍は筑摩書房と版元が違うのだ。両版元とも商売上はプラスに作用したはず。最後の章あたりで憂国の顔が覗いているらしい(この辺は未読、未読)。

3.別冊「環」図書館 アーカイブ学とは何か(2008年11月 藤原書店)

最近の図書館学の現状報告書。20の小論と30の大学図書館、公共図書館そして専門図書館などの現場リポート。これ1冊を読めば図書館の現状が大方分かるはず。データもつき読み応えはある。

4.塩川伸明著『民族とネイション―ナショナリズムという難問』(2008年11月 岩波新書)著者はロシア現代史・政治論が専門。タームの再定義から始まって最近の動向を具体的に描く。

5.鶴見良行著『バナナと日本人』(2003年4月第45刷 )著者あとがきで『アジアはなぜ貧しいか』(朝日選書)が総論、本書が各論と著者。岩波新書70周年記念号の読者アンケートで一番多かった本(多分、正確に統計を取ったわけではないが)。バナナの誕生から食卓で食べられるまでのプロセスの面白いこと。

6.中岡哲郎著『日本近代技術の形成』(2006年 朝日選書)486頁もある専門書。技術史の専門家が渾身をこめて書いた好著。いろいろと学ぶところが多い。続きは朝日新聞出版のPR誌「1冊の本」に連載中だ。

7.『編集とは何か』(藤原書店)粕谷一希、寺田博、松居直、鷲尾賢也他が長年の編集者経験を語る。

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