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最近買い込んだ書籍など拾い読み 4 

最近買い込んだ書籍など拾い読み。
078_5①大谷泰照著『日本人にとって英語とは何か』異文化理解のあり方を問う(大修館 本体:1800円 2007年8月刊)
言語教育政策専門の著者が英語の学習、指導の観点から異文化理解を問い直そうとした本。日本の教育を点検する、揺れる日本人の言語・文化意識、日本人の異文化理解の考え方、日本の英語を糺す、英語教師に問われるもの、新しい時代の異言語教育を考えるの6章からなり、かなり具体的で示唆に富んでいる。明治6年、初代文部大臣・森有礼「英語国語化論」を提唱、明治35年、森鴎外「洋学の盛衰を論ず」、大正11年、ハロルド・E・パーマー、文部省英語教授研究所長に就任、昭和15年、菊池寛「外国語を徐々に取り除くべきであると思ふ」、昭和21年、志賀直哉「日本の国語程、不完全で不便なものはない」、昭和30年、加藤周一「日本語でまにあわないことは、一つもない」、平成12年、英語「第2公用語化」論と帯に書かれている「親英語」と「反英語」の歴史が面白い。幕末以来の日本人の対外意識の「ゆれ」を読み解いている。289頁。

079_4②斉藤兆史著『翻訳の作法』(東大出版会 本体:2200円 2007年11月刊)
東京大学教養学部のテキスト、著者の前著『英語の作法』の言わば続編
カズオ・イシグロ、V・S・ナイポール、R・キプリングなどの英文学の名作を翻訳・実践トレーニングした本。184頁。

081_2③佐伯一麦著『ノルゲ』(講談社 本体価格:2100円 2007年6月刊)
著者のノルウェー体験を生かした「おれ」をめぐる傑作長編小説。

080_3④Edmund Austigard著『KRINSEREGLANE』(Det Norske Samlaget Oslo 2005)
Edumund Austigard氏は1964年生まれで2005年、この『KRINSEREGLANE』の小説でデビューしたノルウェーの新進作家。2007年には『Taxi forB.A.Beckstr¢m-eller kunsten å danse på furu』を上梓。2008年の若手批評家賞にノミネートされている作家。たまたま手に入れた本。原本はノルウェー語なので多少葛藤しながら読んでみようと考えて・・・。

■今年もあと何時間かで終わりだが、歳を重ねるごとに月日の経つのが早く感じて、一体今年は何冊読んだか分らないまま過ぎた。このパソコンの周辺にも読みかけの本があちこち雑多に積んであるのだ。また、来年も読書と書評それにプログ書きで始まりそうだ。何せ目標の1000本まであと545本あるのだから―。それなりに頑張らないと目標クリアが怪しくなる。来年もどうぞよろしく。


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