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超人の新聞書評斜め読み 3 毎日・朝日・読売・日経・東京

2007年9月23日日曜日、主要新聞各紙の書評欄からピックアップ。朝日新聞は38冊、毎日新聞は24冊、読売32冊、日経25冊、東京26冊、主要6紙で記事の長短はあるが合計145冊を取り上げていた。東京新聞書評欄が冊数では多かったか。その中から面白そうな本をピックアップしてみよう。
1. 扇谷正造著『ジャーナリズム入門』(角川文庫)川口信行氏選 【毎日新聞新聞書評欄】
2. 佐藤嘉尚編『面白半分BEST随舌選』(文藝春秋)1972年1月創刊80年8月終刊の雑誌『面白半分』は作家・吉行淳之介の命名 【朝日新聞書評欄】
3. 西尾久美子著『京都花街の経営学』(東洋経済新報社)掛け売りがお客の信用情報をえることにあると知って驚く“ビジネス5分道場”コーナー欄のエリエス・ブック・コンサルティング代表取締役の土井英司氏 【読売新聞書評欄】
4. ヴォルフガング・シヴェルブシュ著福本義憲・高木教之・白木和美訳『敗北の文化』法政大学出版局)「戦後レジューム」などといった、いささか性急ななくくり方とは異なる新たな戦後文化論の可能性を示唆しているとの書評は一橋大学教授の吉田裕氏。【日経書評欄】
5.ハリー・ハルトゥーニアン著梅森直之訳『近代による超克上下』戦間期日本の歴史・文化・共同体(岩波書店)シカゴ大学歴史学部を日本思想のメッカたらしめた著者の邦訳。評者の東大准教授の加藤陽子氏は翻訳は見事の一語につきると褒めている。【東京新聞書評欄】
目についたのは作家・吉行淳之介や吉行理恵について言及が多かったことだ(読売、朝日そして日経は「詩歌のこだま」での詩人・小池昌代氏の記事)。総じて今すぐ本屋さんへ行こうという気にさせたのは1の『ジャーナリズム入門』だが、これが絶版、なかなか見つからないのだ。図書館にでも行こか―。
ここで筆者は読み落としに気づいた。“テーマで読み解く現代”欄の情報学者の西垣通氏の連載記事だ(東京新聞書評欄)。東大出版会のPR誌ですでに概要は読んでいた影浦峡・田中久美子訳『ソシュール一般言語学講義―コンスタンタンのノート』(東京大学出版会)。記号と意味との関係は言語ごとに異なり、恣意的であり相対的であって普遍的な関係などないと断じたと書く評者。そして20世紀の記号学に大きな影響を与えた論理哲学者チャールズ・パース。評者の西垣氏はパース記号論の特徴は、記号の意味を解釈するという主体的行為を重視することであると書く。ジョセフ・ブレント著有馬道子訳『パースの生涯』は新書館刊。
ところで、ミャンマーの政治情勢が深刻化している。軍の発泡で日本人のジャーナリストが死亡した。

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